目次
釣りエサの種類と特性
魚から見た釣りエサと釣り人
魚は釣りイトが見える?
ルアーとエサ、何色がよく釣れる
臭いエサのほうが魚は集まる?
甘いエサはよく食べる?
釣り場の騒音はNGか
究極の釣りエサ成分とは
偽物なのになぜ釣れる
最適なエサ、ルアーのサイズとは
魚が食い込みやすい釣りエサの硬さとは
釣りエサは環境にどう影響するか
釣りエサのひみつ―4つのエピソード
著者等紹介
長岡寛[ナガオカヒロシ]
1960年東京都出身。1982年、北里大学海洋生命科学部(当時の水産学部・水産食品学科)卒業と同時にマルキユー(株)(当時の小口油肥株式会社)に入社、配合エサやエコギアの開発に携わる。2012年、(独)水産総合研究センター、JFおおいた、マルキユー(株)の共同開発によるタチウオ曳き縄専用商材「パワーシャッド・ストロング」の開発に参加。現在も同社勤務の傍ら、東京海洋大学の公開講座「フィッシング・カレッジ」では講師を務め、福井県立若狭高校、京都府立海洋高校等の教育機関でも講義や実習を行なっている。釣り雑誌等の執筆・テレビ出演多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スプリント
6
最近、YouTubeで釣りをメインにした動画を閲覧しているので知識を増やすために手にとりました。2019/11/04
じじちょん
3
釣りエサ中心に製造しているマルキュー社員さんで、長年配合エサの開発をしている方が書いた本。魚の見え方、匂いの捉え方など捕食活動について詳しく解説してあり、魚の歯や感覚器などの解剖も詳しい。『鰓耙』なんて初めて知ったけど、確かに水とエサを分ける装置は必要だな。撒き餌と捕食の関係が分かりやすかった。『アミノ酸』がキーワードだった。2022/08/16
まつ
2
否定してるのか肯定しているのか分かりにくい文章が多かったが、エサに視点をおいた本は珍しく、釣りの一助になると思う。 ルアーを選ぶ際には色彩ではなく輝度でバランス良く選ぶことにする。色なんて魚からしたら分からないでしょとたかを括っていたが、面倒がらずに釣れない場合は違う色などを試すことにする。魚に恐怖心を与えない形、色を探ってみる。 糸は最低限よれないように、準備しておく。2021/06/26
Mik.Vicky
2
エサ会社の人が書いた本。魚の修正が良く分かる。他の釣り人と話していたら、「オカルト」や「思い込み」とも思える発言が多いように感じるが、この本を読めば結構科学的だったり現実的だったりしている部分もある。自分も釣りに活かそうと思うが、何回か読まないと頭に定着しないようだ。2020/10/20