殷代青銅器の生産体制―青銅器と銘文の製作からみる工房分業

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殷代青銅器の生産体制―青銅器と銘文の製作からみる工房分業

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  • サイズ B5判/ページ数 209p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784864450874
  • NDC分類 222.03
  • Cコード C3022

出版社内容情報



はじめに
第1章 殷代青銅器生産研究の現状と課題
 第1節 殷とその遺跡
 第2節 編年の設定
 第3節 古代中国における青銅器生産
 第4節 文字資料にみられる青銅器製作者
 第5節 問題の所在と研究方法
 第6節 青銅器の製作方法
 第7節 用語の定義
第2章 鄭州商城における青銅爵の製作
 第1節 東京大学文学部列品室所蔵青銅爵について
 第2節 比較資料の提示
 第3節 二里岡期青銅爵の編年に関する再検討
 第4節 製作技術に関する検討
 第5節 青銅器製作工房遺跡に関する検討
 第6節 小結
第3章 盤龍城遺跡における青銅容器の製作
 第1節 盤龍城遺跡に関する研究史の整理と問題の所在
 第2節 饕餮紋の分類
 第3節 器種ごとの検討
 第4節 二里岡期の青銅器製作地点
 第5節 小結
第4章 殷墟青銅器銘文の字体と工房
 第1節 関連する問題の整理
 第2節 婦好墓青銅器群に関する検討
 第3節花園荘東地54号墓青銅器群に関する検討
 第4節 戚家荘東地269号墓青銅器群に関する検討
 第5節 大司空303号墓青銅器群に関する検討
 第6節 青銅器製作工房遺跡からの検討
 第7節 小結
第5章 殷代青銅武器銘文に関する考察
 第1節 検討の目的と方法
 第2節 武器銘文の集成と分類
 第3節 小結
第6章 殷代における青銅器生産
 第1節 各章の要点
 第2節 殷代における青銅器生産
あとがき

引用文献
図表出典一覧
中国語要旨(中文摘要)

鈴木舞[スズキマイ]
1982年 静岡県浜松市に生まれる
2006年 北海道大学文学部卒業
2015年 東京大学大学院人文社会系研究科修了 博士(文学)
現在 日本学術振興会特別研究員PD(東京大学東洋文化研究所受入)

主要論文
 「殷金文の字体と工房―殷墟花園荘東地五四号墓「長」字銘の分類―」『中国出土資料研究』第19号 中国出土資料学会 2015年
 「?于?京大学文学部?列室收藏的青?爵―从青?器制造技?看商代早期青?器」『三代考古』第4号 中国社会科学院考古研究所夏商周考古研究室 2012年
 「殷墟小屯東北地工房に関する再検討」『中国考古学』第8号 日本中国考古学会 2008年

目次

第1章 殷代青銅器生産研究の現状と課題
第2章 鄭州商城における青銅爵の製作
第3章 盤龍城遺跡における青銅容器の製作
第4章 殷墟青銅器銘文の字体と工房
第5章 殷代青銅武器銘文に関する考察
第6章 殷代における青銅器生産

著者等紹介

鈴木舞[スズキマイ]
1982年静岡県浜松市に生まれる。2006年北海道大学文学部卒業。2015年東京大学大学院人文社会系研究科修了、博士(文学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD(東京大学東洋文化研究所受入)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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遊動する旧石器人

1
2017年5月31日初版発行。2015年3月に東京大学大学院自分社会系研究科に提出された博士学位論文に基づく1冊。前半では殷前期の都・鄭州商城や盤龍城遺跡などから出土した青銅爵や容器を対象に青銅器生産のあり方を考察し、後半では殷後期の青銅器における銘文の分析を行い、銘文を配する青銅器の製作工程などから青銅器生産体制を考察する。殷前期と後期を考察することによって、青銅器生産体制がどのように変化したかを叙述する。前半の内容は青銅器の型式学が、後半は銘文字体の分類が用いられる。字体分類で悩む私には刺激的だった。2019/04/08

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