日本人はなぜ海外で通用しないのか?―国際競争力向上のカギはグローバル人材の育成にあり

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864430036
  • NDC分類 336.4
  • Cコード C0034

出版社内容情報

◎低迷続ける日本の国際競争力は、人材不足に原因があった!?
日本の国際競争力が低迷を続けている。スイスIMDの調査によると、
2011年版の日本の順位は59カ国中、26位。著者は、日本が「国際競争力」を
低迷させている根本的な問題は、「グローバル人材」不足のせいであると喝破する。
企業が学生を採用する段階で、明確な採用基準や指針を持たないことに加え、
その後の社員教育や人事評価の基準のあいまいさが、グローバル化に後れをとり、
国際競争力の低下に結びついているという。

◎世界を目指すなら「客観的」で「透明性の高い」評価基準の策定を!
今やビジネスに国境はなく、メイドインジャパンや高品質だけを売りにできる時代は終わった。
国内基準のビジネスモデルを捨て、グローバル基準に切り替える必要があるということだ。
そのとき、人材もグローバルに生まれ変わらなくてはならない。
本書では、このグローバル人材育成への提言として、ITエンジニアの育成を例に、
評価を明確にすることで、教育指針が明らかになり、人材も育つと訴える。
旧来の日本企業にありがちだった人事評価のあいまいさを払拭し、納得性の高い評価基準に
切り替えることができたとき、日本はようやくグローバル社会の仲間入りを果たすことができるのである。

目次

序章 日本人はなぜ海外で通用しなくなったのか?
第1章 企業は社員に何を求めるか?(明確な基準がない日本企業の採用;競争激化する日本の大学事情;学生の就職活動に対する不満;企業にとっての採用活動の悩み;海外の就職活動事情)
第2章 企業の人材育成のあり方(「能力主義」からの脱却;世界に通用するための「人材の棚卸し」;世界を相手にするための企業文化と人材育成)
第3章 人材評価をめぐる日本と海外の視点(日本における企業内の人事評価;海外における企業内の人事評価;客観的で透明性の高い評価指標)
第4章 ITスキル検定にもグローバル化(ITスキルのグローバル検定「Lxe2」の誕生と理念;LXe2を人材育成・人事評価に導入する;LXe2導入の効果と展望か)

著者等紹介

森和昭[モリカズアキ]
日本サード・パーティ株式会社代表取締役。一般社団法人行政刷新研究機構代表理事。1940年1月生まれ。1966年日本IBM入社。その後伊藤忠、オムロン系列の技術サポート専門会社にてIT技術サービス事業に従事。1987年、わが国で初めて海外IT企業の製品に特化したサード・パーティ・メンテナンス事業を創業。2006年6月ジャスダック証券取引所に上場。現在は国内のほか韓国、中国、米国に活動拠点を展開。2011年3月の福島原発事故発生後、ベラルーシ共和国の要請を受け日本にて放射線測定器の取り扱い、ならびに関連事業を立ち上げる

田中良和[タナカヨシカズ]
日本サード・パーティ株式会社事業戦略本部エグゼクティブディレクター。1969年6月生まれ。1992年東京大学工学部卒。同年日本テレコム株式会社(現ソフトバンクテレコム株式会社)に入社後、技術部門にてインテリジェントネットワーク、VoIP(Voice over IP)の開発および国内外での標準化活動を専任。その後、主として経営企画、事業開発、人材開発を担当。2010年日本サード・パーティ株式会社に入社。サン・マイクロシステムズの創業者スコット・マクニーリをはじめとする各国のITリーダーとともに「世界人材育成標準化プログラム」の企画を統括(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Toshihiro Fukutoku

0
人でなく、職務評価。2014/05/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4804694
  • ご注意事項

最近チェックした商品