内容説明
介護の仕事は、人間がいかに生き、いかに死ぬかを学ぶこと。人を支えながら自身も成長する介護職の本当の喜びを知ってほしい―介護福祉に60年携わる先達からの心温まるメッセージ。
目次
第1章 介護の本質(介護は人間修行、一生かけて一人前;専門性とは、学問として研究、研修しなければならないこと;「介護」を科学として根拠付けることは十分にできる ほか)
第2章 人間性と文化(自立とは、死ぬまで人間らしく生きる意欲である;毎日同じ人に会っていても、毎日が新しい;目に見えない感情を介護は伝える ほか)
第3章 教育(「教育」とは、自分のもっているものを伝える、ということ;「倫理」には2つの解釈がある;介護は人類の悲願である ほか)
著者等紹介
黒澤貞夫[クロサワサダオ]
一般社団法人介護福祉指導教育推進機構代表理事。日本大学卒業。厚生省(現・厚生労働省)、国立身体障害者リハビリテーションセンター指導課長・相談判定課長、国立伊東重度障害者センター所長、東京都豊島区立特別養護老人ホーム・高齢者在宅サービスセンター施設長、岡山県立大学保健福祉学部教授、浦和短期大学教授、弘前福祉短期大学学長、浦和大学学長を歴任。現在、日本生活支援学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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