内容説明
データヘルスの具体的な活用法から、行政・保険者と医療機関による透析予防のための地域連携のしくみづくり、いすみ市における成功事例のノウハウまでを完全解説。
目次
第1章 糖尿病性腎症の透析予防とデータヘルスの背景
第2章 KDBを活用、行政と医療が連携して地域の透析を予防する
第3章 データ分析―透析ハイリスク患者はどこにいるか
第4章 糖尿病性腎症の臨床における最新動向
第5章 糖尿病性腎症2期の重症化防止の効果 行政‐医療連携の枠組みとアウトカム―埼玉県皆野町の事例より
第6章 透析移行阻止で、国民健康保険への法定外繰出金が1億2,000万円から2,000万円に激減―千葉県いすみ市の事例より
著者等紹介
平井愛山[ヒライアイザン]
1949年東京都生まれ。医学博士。日本内分泌学会内分泌代謝医科専門医。1975年千葉大学医学部卒業。千葉大学医学部附属病院、国立柏病院等を経て、1996年千葉大学医学部内科学第二講座医局長に就任。1998~2014年千葉県立東金病院院長、2014~2015年千葉県病院局理事・千葉県循環器病センター理事を歴任し、2013年より一般社団法人日本慢性疾患重症化予防学会(JMAP)代表理事
松本洋[マツモトヒロシ]
1955年東京都生まれ。1979年慶應義塾大学法学部卒業。日本長期信用銀行、メディカル・プリンシプル社を経て、2011年より株式会社日本医療企画ヘルスケアソリューション事業部長、2013年より一般社団法人日本慢性疾患重症化予防学会(JMAP)理事・事務局長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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