内容説明
黄金期を一瞬にして崩壊させたハロマゲドンの悪夢から、道重さゆみ卒業までを網羅した、衝撃と感動の復活劇!!数多くのファンの声を通して、現役ヲタの著者が綴る、歌激で可憐なモーニング娘。の軌跡。
目次
第1章 ハロマゲドン―終わりのはじまり(「過去」が古参と新参を繋ぐ;終わりからはじまった5人 ほか)
第2章 スキャンダル―引き金を引いたのは誰だ?(ファンの想いが作った奇跡;本当は怖いタンポポ祭り ほか)
第3章 プラチナ期―歴然たる凋落と自己肯定の狭間で(アットホームなモーニング娘。;藤本美貴が発した負のオーラ ほか)
第4章 scrap and build―その向こうに一縷の望みを(錆つき軋む、新時代への扉;流れず淀んだ水は、やがて腐る ほか)
第5章 9期10期11期―新陳代謝と新機軸が生んだ再評価(痛々しい5人のモーニング娘。;時計の針は、勢いよく回り出した ほか)
著者等紹介
花山十也[ハナヤマトオヤ]
フリーライター。企業や各種団体のお堅い機関誌制作に携わる一方、雑誌やWEBで、アイドル・芸能関係の執筆多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nadaha
3
最近モー娘。を再度見始めたので再読。やっぱあいがきと6期が大好き。頂点を極めたモーニング娘。が落ちていき、気づけば曲も聞かなくなっていたけど、改めて聞きなおすと良い曲がたくさんあった。愛ちゃん、ガキさん、れいな、さゆ。この四人の超安定政権は、それまでの反動だったかもしれないけどパフォーマンス重視の体制に一役買った。9期は愛ちゃんリーダー。10期はガキさんリーダーで活動できたのってよかったんじゃないかな。プラチナ期はセールス的には暗黒時代だったかもしれないけどメンバーは大好きだ。2018/05/29
kazuyoshi
1
プラチナ期以降、物語性やキャラクター性に欠ける、というネガティブ要素にこそ、モー娘。全体を物語として見たとき、そこにカタルシスがうまれる。そんな「結果的に」をどう読むか、というのがモーヲタの強みであり続けるというか、飢えをもたらし続けることに、やっぱり結果的にだけどなっていて、なっていくのかもしれない、と思った。なかなかに酷い喩えが用いられていて、笑える痛さと笑えない痛さがあり概ね面白く読んだ。この盛り上げる為の真剣なふるまい、悲劇感の安っぽさが、モー娘。を読むうえでは結構な役割を担っていると思った。2014/08/25
chami
1
酷い一冊と敢えて言わせてもらいます。フリーライターが書いたみたいですが、こんなレベルの内容なら、古くから見ているヲタなら誰でも書けます。黄金期はさらっとなぞったといってますが、リリースや時代背景も含めて時間軸があり得ないほどむちゃくちゃ。自身で取材した様子は皆無だし、今ヲタマンセーにしても失笑されますよ。新書ブームに乗っただけの実質的にはトンデモ本。2014/08/23
osakaspy
1
『なぜ』を掘り下げた分析がなく、憶測が多くて、よくもまあこんな低レベルの記述で本が出せたものだなあと思います。62ページに、藤本美貴加入後に、ひょっこりひょうたん島をリリースしたかのような記述がありますが、これは間違いです。 最近の娘。 の理解に不可欠なEDMについて、116ページに説明がありますが、同語反復で、説明になっていません。名前は失念しましたが、朝日新聞の記者の分析を見習ってもらいたい2014/08/08
nadaha
0
これまで読んできたのは歴史上のアイドル、という人たちで生まれる前の話だったがモー娘。はリアル世代なのですごく興味深かった。自分も聞いてたのはここにいるぜぇ!くらいまでで、アーティスト路線に入ってからは遠巻きに見ていたなぁ。最近アプガ聞いてハロプロは基礎がしっかりしてるなぁと思ったとこだったから高橋愛ちゃんのがんばりを称える箇所ではちょっと涙ぐんでしまった。こういう絶頂からどん底に落ちて立ち上がる後輩、みたいなのってアイドルオタが大好きな設定だしこれからまた盛り上がってくのだろうなぁ。2015/03/12
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