コア新書<br> 3.11とアイドル―アイドルと被災地、ふたつの「現場」で目撃した1096日間の「現実」

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3.11とアイドル―アイドルと被災地、ふたつの「現場」で目撃した1096日間の「現実」

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  • サイズ 新書判/ページ数 190p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784864366007
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0276

内容説明

被災者の家族として、アイドルを最前線で取材するライターとして、まったく正反対なふたつの「現場」を3年間、駆けめぐった著者が綴るテレビでは報じられない「現実」とは?あまちゃん、ももクロ、そしてAKB48…3回目の「3.11」を通過した今、はじめて語られる震災とアイドルの本当の関係性。いまなお、放射線の影響で帰還することができない「陸の上の漂流者」に寄り添いながら生きてきた、1096日間に渡る異色ドキュメント。

目次

序章 「3.11」以前から、アイドルの「存在意義」は変わらない
第1章 終わらない、漂流―あの日、突然、僕は「被災者の家族」になった
第2章 「非日常」が「日常」になったとき、「現実」よりも「偶像」を信じた―「3.11」以降の世界と、アイドルの関係性
第3章 『あまちゃん』が壊してくれた禁忌と閉塞感―天野アキは「3.11」で止まった時計を逆回しして、なにを見せたのか?
第4章 2020年という名の「時限爆弾」―まやかしのカウントダウンと、老いるアイドルの残酷なリアル
最終章 2014年3月11日の「現実」

著者等紹介

小島和宏[コジマカズヒロ]
1968年生まれ。『週刊プロレス』記者として、主に大仁田厚率いるFMW、女子プロレスの記事を担当。8年間の記者生活の後、スカイパーフェクTVへ。その後フリーライター&編集者となり、様々なエンターテインメントに関する原稿を手がける。近年はももいろクローバーZやAKB48などアイドルレポートで、多くのファンの支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

12
「3・11によってアイドルブームに火がついた」、「アイドルが被災地の救世主的存在になった」というオファーがあったが、それに違和感があり…というのが出発点。<少なくとも、アイドルと東日本大震災を安易に紐つけることで、彼女たちに陰を背負わせたくはなかった>と書いています。 その中でも<計画的に、そして長期的に被災地と被災者を支援している>としてAKB48グループの事を紹介していて、へぇーとなりました。また、著者は妻の両親が被災し、被災者家族として、の部分も考えさせられるものがありました(続く2019/02/04

0607xxx

12
3・11を軸にアイドルについて書かれているが、被災した義父母を受け入れた著者の葛藤や思いが痛いほど伝わってきた。2014年発行の現状と2016年現在の復興の現状は進んでいないようにも思う。あれから5年か、もう5年かは人それぞれだと思うが、著者が願うように風化させてはいないと思う。2016/03/17

柏葉

5
厚めの紙にたっぷりの行間と、見た目に反し量が少ない。東日本大震災前からアイドルブームとなる土台はあったとする前半は面白かったが、後半のあまちゃんの話はあまり心に響かなかった。あまちゃんを見てないからストーリー知らないし。東日本大震災によりアイドルがブームとなったわけではないという論調と、自身の被災体験と親戚が被災者だというプレ被災者の立場、あまちゃんの話とアイドルの被災地訪問と話題が散漫している。小島和宏さんの文章は好き。筆者の心意気を含め、読んでいて涙ぐむことが何度かあった。2016/05/22

どくの

3
自分は3.11以降にアイドルを追うようになって、震災も正直なところ上京するまでは何も直接的な被害は無かった。その中でこの本が二つを少しはリンクさせてくれたと思う。新書一冊では語り尽くせて無い感はあったが、筆者個人の葛藤とか、思い入れは痛いほどに伝わってきた。2014/04/22

ばりー

3
アイドルが与えてくれる「癒し」や「救い」は本人たちが変に計算してステージから放出するものではなく、受け取る側がいかに自分の中で受け止め、消化するかにかかっているーこの表現がいい。震災だけでもアイドルだけでもない両方ののごく自然な結び付き。2014/04/05

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