内容説明
被災者の家族として、アイドルを最前線で取材するライターとして、まったく正反対なふたつの「現場」を3年間、駆けめぐった著者が綴るテレビでは報じられない「現実」とは?あまちゃん、ももクロ、そしてAKB48…3回目の「3.11」を通過した今、はじめて語られる震災とアイドルの本当の関係性。いまなお、放射線の影響で帰還することができない「陸の上の漂流者」に寄り添いながら生きてきた、1096日間に渡る異色ドキュメント。
目次
序章 「3.11」以前から、アイドルの「存在意義」は変わらない
第1章 終わらない、漂流―あの日、突然、僕は「被災者の家族」になった
第2章 「非日常」が「日常」になったとき、「現実」よりも「偶像」を信じた―「3.11」以降の世界と、アイドルの関係性
第3章 『あまちゃん』が壊してくれた禁忌と閉塞感―天野アキは「3.11」で止まった時計を逆回しして、なにを見せたのか?
第4章 2020年という名の「時限爆弾」―まやかしのカウントダウンと、老いるアイドルの残酷なリアル
最終章 2014年3月11日の「現実」
著者等紹介
小島和宏[コジマカズヒロ]
1968年生まれ。『週刊プロレス』記者として、主に大仁田厚率いるFMW、女子プロレスの記事を担当。8年間の記者生活の後、スカイパーフェクTVへ。その後フリーライター&編集者となり、様々なエンターテインメントに関する原稿を手がける。近年はももいろクローバーZやAKB48などアイドルレポートで、多くのファンの支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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緋莢
0607xxx
柏葉
どくの
ばりー