いま、幸福について語ろう―宮台真司「幸福学」対談集

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864365994
  • NDC分類 361.04
  • Cコード C0076

内容説明

幸せとは何か、社会学者宮台真司と各界のトップクリエイターが語り尽くした!

目次

プロローグ 「幸福」は大震災と原発事故のかなたへ
ダイアローグ(脚本家・虚淵玄―「魔法少女まどか☆マギカ」脚本家が探し求める“幸せの在り処”;写真家・青山裕企―人見知りでコンプレックスの塊だった‐人気写真家の誕生秘話;女優・佐々木心音―色気を学ぶためにグラビア活動を始めた若手女優が目指すもの;映画監督・園子温―3・11は「嫌がらせ映画監督」をいかに変えたか)
エピローグ―いまを生きる我々の幸福と尊厳とは

著者等紹介

宮台真司[ミヤダイシンジ]
社会学者。映画批評家。1959年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了を修了し、現在は首都大学東京教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フユコ

56
「脱ぐとイメージが壊れる」というクズ女優もいる、と宮台さんは言いますが、それだけでクズと言い切っていいものではないと思いました。 虚淵さんの話を読めたのもよかったです。2021/07/24

ミズグ

16
闇を知らなければ、光を知ることはできない。私は子育てに関してはしっかりと道を見つけていない。幸せすぎる幼少期や少年期はよくない。便利と快適からほど遠い営みを経ないでは、幸福と尊厳は獲得できない。2015/04/05

九曜紋

10
2011年3月11日の東日本大震災を機に、皆が「幸福とはなにか」を真剣に考えるようになった。これを踏まえて宮台真司と虚淵玄、青山裕企、佐々木心音、園子温の各氏とのインタビューを纏めたもの。あの日から社会の空気が変わった、といわれる。しかし95年の阪神淡路大震災を経験した私にとっては、3.11そのものも社会の雰囲気も、どこか既視感があるものばかり。このインタビュー集も震災に特化したものではなく、各人が大切にしている「小さな幸せ」に切り込んでゆく。「小さな幸せ」、それが本当は一番大きな幸せだと気付かされる。2015/04/13

トッド

6
➊まどか☆マギカ虚淵玄。幸福というモノを売る詐欺⇒資本主義。幸福⇒景色。承認⇒信頼コネ。➋青山裕企。人生追い込まれた時の偶然の本⇒旅⇒の途中でカメラ開始。女の子は謎という前提。妻の口癖は大丈夫。➎宮台。色気=昔の映画⇒最近は脱がないからダメ。オウム事件311⇒自分達の想像力では突出した現実に勝てない⇒映画界の心折る。女にとっては人畜有害な男が魅力⇒三島由紀夫「無機的からっぽニュートラル中間色富裕抜け目のない」輩⇒何とでも取換可能でどうしようもなく退屈。主知⇒条件や属性、主意⇒内発性。便利・快適⇔幸福・尊厳2017/08/25

ゆうき

4
日頃から、幸せになれる要素みたいなものを探して自分にくっつけようとするも、なにかが違うと感じていた。そんななか出会った、幸福は所有するものではなく、景色のようなものだという虚淵氏の言葉にはっとさせられた。2015/08/08

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