内容説明
平成がおわり、昭和はさらに遠くなっていく。敗戦、貧困、経済成長、公害、IT革命、格差、少子高齢化、…。激動の中に見えてくるもの、忘れてはならないもの、…。あの生徒は、ふるさとは、歴史は、現代は、どうなっているだろう。石見の詩人、40年ぶりの最新詩集。
目次
1(うつむいたまま遠ざかる;夕日のシルエット ほか)
2(桜前線みちのく北上;七歳までは神のうち ほか)
3(石見銀山五百羅漢;石見銀山人口二十万人 ほか)
4(野道を行くと蝶になり;流人のように草を抜く ほか)
5 エッセイ(詩とは何かを求める長い思索の旅)
著者等紹介
洲浜昌三[スハマショウゾウ]
1940年島根県邑智郡邑南町(旧瑞穂町)生まれ。早稲田大学教育学部英語英文科卒。旧県立益田工業迩摩旧川本大田各高校歴任。所属等、旧「文芸首都」、旧「日本海文学」、「石見詩人」、「山陰文藝」、季刊「高校演劇」、島根県詩人連合(理事長)、中四国詩人会(理事)、日本詩人クラブ、大田市演劇サークル劇研「空」(代表)、島根県文芸協会(理事)、大田市文化協会(理事)、全国(中国・島根)高校演劇協議会(顧問)、日本劇作家協会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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