目次
第1章 寺山修司・埴谷雄高・中井英夫(寺山節考(1)『寺山修司著作集第4巻自叙伝・青春論・幸福論』
寺山節考(2)―入門から出門へ『寺山修司の俳句入門』 ほか)
第2章 吉本隆明・大岡昇平・谷川雁・金田一京助・手塚治虫(還相の方位―吉本隆明『読書の方法なにを、どう読むか』;『吉本隆明に関する12章』あとがき―『吉本隆明に関する12章』齋藤愼爾責任編集 ほか)
第3章 山本周五郎・五木寛之・横尾忠則・渡辺京二・宮城谷昌光(『春いくたび』解説―山本周五郎『春いくたび』;『美少女一番乗り』解説―山本周五郎『美少女一番乗り』 ほか)
第4章 瀬戸内寂聴・菅原千恵子・北村薫・加納朋子・皆川博子(『まだもっと、もっと晴美と寂聴のすべて・続』解説―瀬戸内寂聴『まだもっと、もっと晴美と寂聴のすべて・続』;青春の書―菅原千恵子『宮沢賢治の青春“ただ一人の友”保阪嘉内をめぐって』 ほか)
第5章 「殺人事件」シリーズ解説(『俳句殺人事件 巻頭句の女』解説―『俳句殺人事件 巻頭句の女』齋藤愼爾編;短歌とミステリーの婚姻―『短歌殺人事件 31音律のラビリンス』齋藤愼爾編 ほか)
著者等紹介
齋藤愼爾[サイトウシンジ]
1939年生まれ。俳人・出版社「深夜叢書社」主宰。酒田東高校時代より秋元不死男に師事し「氷海」に投句。1958年、山形大学入学。翌年、第八回氷海賞を受賞し「学生俳人登場」と話題になる。1963年、深夜叢書社を設立。文芸評論・詩・短歌・俳句などの出版活動に傾注し句作から一時遠ざかる。1979年に第一句集『夏への扉』上梓のころから二十年ぶりに句作を再開。1983年、寺山修司らと俳誌「雷帝」を創刊(寺山の死により発行一号で休刊)。句集以外の著書に、『ひばり伝―蒼穹流謫』(講談社、芸術選奨文部科学大臣賞受賞)、『周五郎伝―空虚巡礼』(白水社、樋口一葉記念やまなし文学賞受賞)など多数。現在、ヤマガた新聞の「俳壇」欄、「てんとう虫」の「俳句倶楽部」欄の選者をはじめ、芝不器男俳句新人賞、俳句四季大賞の選考委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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