目次
1章 町がメルトダウンしてしまった
2章 キエフ モスクワ 一九九四年
3章 福島核災棄民
4章 戦後民主主義について
5章 ここから踏みだすためには
6章 海辺からのたより
著者等紹介
若松丈太郎[ワカマツジョウタロウ]
1935年、岩手県奥州市生まれ。1962年から南相馬市に定住。高校の国語教師を34年間勤めた。1971年に福島原発が稼働してから、原発の危険性と原発に取り込まれていく地元住民の苦悩を、評論と詩で警告・告発し続けてきた。1994年にはチェルノブイリを訪ね、30km圏内の町や村も訪ねた。帰国後、福島原発から25km地点である南相馬市が原発事故後にどうなるかを予測した「神隠しされた街」を含む長編詩「連詩 かなしみの土地」を書き上げる。現在も南相馬市に在住し地元の現状とそこで暮らしている心情を書き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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