出版社内容情報
フランスの作家ヴァレリー・ラルボーによるホイットマン、バトラー、ジョイスやラテンアメリカ作家たちに関する翻訳や批評の仕事を取り上げ、「文学の仲介者」ラルボーの全貌に迫り、彼が国際的な文学の交流に果たした役割を明らかにする。
内容説明
フランスの作家ヴァレリー・ラルボーによる、ホイットマン、バトラー、ジョイスやラテンアメリカ作家たちに関する翻訳や批評を取り上げ、「文学の仲介者」ラルボーの全貌に迫り、彼が国際的な文学の交流に果たした役割を明らかにする。
目次
1 ヴァレリー・ラルボーの翻訳論(聖ヒエロニュムスへのオマージュ;ラルボーの翻訳理念と翻訳原理;ラルボーの翻訳論の評価をめぐって)
2 ヴァレリー・ラルボーとウォルト・ホイットマン(ラルボーのホイットマン発見;ラルボーのホイットマンに関する批評;ラルボーのホイットマンに関する翻訳;バルナブースとホイットマン)
3 ヴァレリー・ラルボーとサミュエル・バトラー(ラルボーのバトラー発見;ラルボーのバトラーに関する批評;ラルボーのバトラーに関する翻訳)4 ヴァレリー・ラルボーとジェイムズ・ジョイス(ラルボーとジョイスの出会い;ラルボーのジョイスに関する批評;ラルボーと『ユリシーズ』の翻訳)
5 ヴァレリー・ラルボーとラテンアメリカの作家たち(ラルボーとラテンアメリカ文学の出会い;ラルボーとリカルド・グイラルデス;ラルボーとアルフォンソ・レイエス;ラルボーとホルヘ・ルイス・ボルヘス論など)
著者等紹介
西村靖敬[ニシムラヤスノリ]
1952年兵庫県神戸市生まれ。東京大学教養学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。千葉大学大学院人文科学研究院・文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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