内容説明
いま話題のNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」のモデル大橋鎭子のパートナーで『暮しの手帖』で一世を風靡したカリスマ編集者花森安治と『平凡』を100万部の雑誌に育て上げた岩堀喜之助。ふたりの友情と成功の軌跡を岩堀の長女である著者が綴る思い出の記。
目次
焼け跡からの出発
大橋鎭子と清水達夫
神戸のごんた
大政翼賛会に生きる
一本の杭
中国での宣撫活動
娯楽雑誌『平凡』の誕生
救世主現る
美空ひばりとの出会い
百万部雑誌に
読書とともに
一銭五厘の旗
ふたりの娘
残された人たち
著者等紹介
新井恵美子[アライエミコ]
昭和14年、平凡出版(現マガジンハウス)創立者、岩堀喜之助の長女として東京に生まれ、疎開先の小田原で育つ。学習院大学文学部を結婚のため中退。日本ペンクラブ会員。日本文芸家協会会員。平成8年「モンテンルパの夜明け」で潮賞ノンフィクション部門賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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