感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
せ〜ちゃん
22
★★★★★ 『予言』された『嵐』の予兆のように雨が降りしきる・・・。 目を通じて繋がりが深まった羅貫(ラカン)と千艸(チグサ)。 ホシミノコトに対する考え方が定まらず二転三転していくのだが、仲間の結束も強く目指すことはやはり同じ。 ツンデレ白琵が感動させてくれます! どんどん緊迫した雰囲気になっていきますね。 ほぼ毎回収録されている最後の番外編も、何だか感動♪♪2014/11/30
キキハル
20
雨が降る。嵐が来る。砂が流れ、大地が墜ちる。そこに芽吹くのは緑の木々か、人の生気を吸い取る永遠の命の樹か。二人の皇子の戦いは世界をどう変えてゆくのか・・・。命をかけて戦ってきた仲間たちは、もう後ろを振り返らない。できることなら誰一人欠けることなく終わらせてほしいものだ。ただ、アヤメの皇子の人形と化した成重さんがとにかく哀しい。元に戻った時、どんなに後悔し自らを責めるだろう。早く助けてあげなくては。最後のザクロのお話にはしんみりとしてしまった。ザクロもクロもいい子だよね。さあ、次は直接対決か?!2010/09/23
そらねこ
12
神様である星示御言はただひたすら世界を良い方向に導こうとしているのか…まぁ、そうなんだろうと思う。その事で傷ついたり苦しんだりする人がいても、予定調和のためなら個人的なことは仕方がないから目をつぶろうということなんでしょうが…立場が違えば考え方も違う。羅貫達には頑張って自分たちの意思で世界を良くして欲しい…。でも成重~…;つД`)巻末のザクロの話に涙出ちゃった…(T_T)2016/07/18
矢代
8
白熱してきた!羅貫たちは宮処に入り、これからが本番。番外編の心を持たないはずの石の人形が、最終的には自分の存在がここにあっていいことを知るとともに暴走が止まるという、なんかちょっと切なくてよかったね。ってなりました。2015/06/27
ムック
8
この世界の事が複雑すぎてよくわからなくなってきた…羅貫に迫力が出てきて本当に神の子の様だ。2011/06/22