出版社内容情報
双方が満足できる最高の交渉法を伝授する!
一方だけが得をするのではなく、お互いの満足度が高められる交渉術を、「パッと見てピンとくる!」図を交えて紹介する。
お互いに利害が対立する中で、どうすれば、双方の利益を最大化することができるのか。それには、交渉当事者は「対立的」ではあるが、「協力的」でなければならない。本書は、この難題を解く技術を伝授する。
▼まず、あなたが交渉をすることになれば、第1章「交渉のプロセス」へ。5つのステップを理解し、交渉相手を分析する。そして、第2章「交渉のシナリオを作る」に進み、交渉全体を見通して、仮説と検証を繰り返しながら、リーダーシップを発揮していく。その後、交渉のテーブルに着いた段階で役に立つのが第3章「説得活動と代替案の抽出」。火花を散らす中から代替案を抽出する。しかし、ここで、交渉が暗礁に乗り上げた場合、威力を発揮するのが次の第4章「紛糾状態を解明する」。あなたは、思わず、「そういう手があったのか!」と唸りたくなるはずだ。最後に、第5章「合意に導く」で完成。
▼勝ち負けを超えた、本当の「交渉」の姿が見えてくる本。
内容説明
シナリオ作成法から、合意への道筋のつけ方まで。『交渉準備ワークシート』がサイトからダウンロードできる。
目次
第1章 交渉のプロセス(交渉するか、しないか;お互いの利益を最大化する ほか)
第2章 交渉シナリオを作る(交渉シナリオを作成する;交渉のミーティングを設定する ほか)
第3章 説得活動と代替案の抽出(説得活動をおこなう;交渉相手を説得する ほか)
第4章 紛糾状態を解消する(紛糾状態に陥る;対処方法を知る ほか)
第5章 合意に導く(すべてを洗い直す;駆け引きのメカニズムを理解する ほか)
著者等紹介
八幡紕芦史[ヤハタヒロシ]
経営コンサルタント。アクセス・ビジネス・コンサルティング株式会社代表。大学卒業とともに社会人教育のための教育機関を設立。企業・団体における人材育成、大学での教鞭を経て、現会社を設立。コンサルティングを中心に、ビジネス・プロフェッショナルとして必要なリテラシーを支援、開発、養成、指導。講演や執筆活動でも活躍。主な専門分野は、ビジネスに不可欠な戦略的思考と行動、およびコミュニケーション能力。たとえば、ビジネス戦略、営業戦略、戦略的目標管理、商品開発、論理的思考技術、プレゼンテーション技術、ミーティング・マネジメント、チーム・ファシリテイション、多様性のマネジメント、変革のリーダーシップ、グローバル・ビジネス・マネジメントなど
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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