出版社内容情報
春、親子のひつじは草を食べにいき、オオカミに出くわします。「秋になったらもっと太ってる」と言って逃げてきたのですが、秋になってひつじは大弱り。それを見ていたウサギが「月宮殿のお使いに化けよう」と言い出します。
内容説明
春、おかあさんひつじは、子ひつじと草をたべにいき、おおかみに出くわします。「秋になったらふとっているから」と、にげてきたのですが、やがて秋になり…。
著者等紹介
久留島武彦[クルシマタケヒコ]
1874年大分県玖珠郡森町(現・玖珠町)に生まれる。1895年から尾上新兵衛の筆名で雑誌『少年世界』(博文館)に作品を掲載。1906年「お伽倶楽部」を設立し口演童話活動を本格的に開始する。1911年、雑誌『お伽倶楽部』を創刊。デンマークでアンデルセンの偉大さを訴え、1926年デンマーク国王からダンネブロウ四等勲章を受け、「日本のアンデルセン」と呼ばれるようになる。1960年永眠(享年86歳)。童話の口演を行った幼稚園・小学校は全国6000校を超える
アヤ井アキコ[アヤイアキコ]
絵本作家。北海道生まれ。大学卒業後、印刷会社勤務を経て、美学校シルクスクリーン工房で学ぶ。『もぐらはすごい』(川田伸一郎・監修/アリス館)で第24回日本絵本賞大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。