内容説明
だれもが安心して生きていける社会をめざして。全身マヒの舩後靖彦さんは、なぜ国会議員になったのでしょう。その生い立ち、出会った人々、日々の生活、議員としての活動と目ざすものを写真で追っていきます。
著者等紹介
舩後靖彦[フナゴヤスヒコ]
1957年、岐阜市生まれ。千葉県立千葉南高校、拓殖大学政経学部卒業。1982年、酒田時計貿易株式会社に入社。商社員として海外を飛び回り活躍する。2000年、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断される。2014年、株式会社アースの副社長に就任。2019年、参議院選挙で「れいわ新選組」(山本太郎代表)から「比例特定枠」候補として立候補し初当選する。詩歌や童話などの創作活動の他、上智大学、帝京科学大学で非常勤講師を歴任するなど、講演活動も積極的に行う
加藤悦子[カトウエツコ]
1977年、山形県米沢市生まれ。明治大学卒業後、劇団風の子での演劇活動を経て、駿台国際教育センターに勤務。現在は子どもの未来社に勤務し、取材やライター、編集者業務に携わる。ホームレスの人たちなどにヨガを教える活動もしている
堀切リエ[ホリキリリエ]
1959年、千葉県市川市生まれ。作家・編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
15
『おすすめ!日本の子どもの本 2022』JBBY選 で紹介されているノンフィクション。 ALS(難病)の船後さんは、2019年国会議員になり、車いすで活動している。船後さんの意志の伝え方や受けているサポートと共に、国会議事堂のバリアフリー化も書かれている。2023/05/02
tellme0112
11
舩後さんの起こした変化はすごかったよね。これからも。これを力にしてかえていきたい。背景がしれて良かった。2021/04/17
ソラーレ
8
どんな病気になっても生きている喜びに気持ちに気付けば前向きになれるんだなと感じた。生きている喜びは自分が少しでも人の役にたちたいという意識から始まる。そこから自己肯定感も得られる。2021/09/23
ヒラP@ehon.gohon
6
【再読】大人のための絵本2024/11/08
かのん
5
選挙の時に話題になっていたけどよくわかっていなかった頃、知り合いがいろいろ教えてくれて印象に残っていたのを思い出しました。今どんなことをされているのかなと気になって読んで、改めてこういう方だったんだなぁと知ることができてよかったです。2021/02/14