内容説明
ロンドン大学でヴィゴツキー理論を修めた研究者の著者が、新学習指導要領を超えて子どもたちと学びあった「国語の授業」を伝える。
目次
第1章 文科省新学習指導要領(2017年度公布)に明記された学習指導法の危険な本質(文科省の「主体的・対話的で深い学び」の先行的実践例の検討;文科省の「主体的・対話的で深い学び」方の特徴;文科省式「アクティブラーニング」の問題点のまとめ ほか)
第2章 国語科の授業実践例の考察を通して授業展開の構造を考察する(文学教材の実践例の考察を通して、授業展開の構造を考察する;説明文の実践例を通して授業展開の構造を考察する;いわゆる授業の流れについて)
第3章 授業論の基礎となるヴィゴツキーの理論(「読む」ということ;同化と異化について;「物語の意味」を考えること ほか)
資料と授業実践報告集
著者等紹介
麻実ゆう子[アサミユウコ]
奈良女子大学文学部卒業。小学校教師を経て、ロンドン大学(Institute of Education)にてPhD(博士号)取得。現在は、現職の先生方と埼玉県内の研究会で研究、及び執筆活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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