目次
第1章 人類の歴史を作った船(人類は船で世界へ;船の進化と人類の歴史 ほか)
第2章 古代ヨーロッパの船の歴史(ピラミッドは船が作った;船でひとつになった地中海 ほか)
第3章 古代アジアの船の歴史(大航海前夜の世界の海;中国の統一と船 ほか)
第4章 大航海時代(ヨーロッパの大航海時代;つぎつぎと「発見」される世界 ほか)
第5章 近代の船の歴史(19世紀のアジアの海;ペリー来航と開国 ほか)
著者等紹介
ヒサクニヒコ[ヒサクニヒコ]
1944年東京生まれ。慶応義塾法学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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☆よいこ
63
子供向け、船の歴史本。分類55。表見返しに地図、後ろ見返しに年表あり。フルカラー全ふりがな▽初期の船は木や皮で作られたため残らない。最近まで世界各地で使われていた原始的な船からその仕組みや利用方法を探る。古代は船を運送に使い、人や物の交流をして文明を世界中に広めた。大航海時代を経て船は戦争に使われた。鉄の船は戦争を左右した。現代では、船は海資源の活用のため使われている▽いい歴史本。2016年刊2024/02/19
七月せら
12
人類の歴史は船と共にあると言っても過言ではないと思う本。手書き風に描かれた様々な時代、様々な場所の船がとっても楽しい。船だけではなく海の探査や平和、安全に触れられているのも良かったです。2016/08/10
スターライト
8
船の歴史を、その概要、古代ヨーロッパ、古代アジア、大航海時代、近代の5つの章に分け、カラフルなイラスト入りで紹介。アフリカで誕生した人類(ホモサピエンス)が、世界各地に進出していくのを表した世界地図は、ロマンを感じて感動。人類の営みと海は、切っても切れない関係であることを実感した。第二次世界大戦や太平洋戦争のページは、目を背けたくなるけれど、忘れてはならない負の歴史として直視すべきだろう。船から人類の歴史を俯瞰するユニークな試みとして、大変興味深い本。2017/09/21
イリエ
6
絵が宮﨑駿みたいで、カッコ可愛いです。絵本ですが、大人も十分楽しめました。2019/07/26
みよちゃん
4
船の全てがわかりやすく描かれて、大変参考になった。説明をじっくり読むとなると大人にも面白い。児童向けだが歴史がわからないと難しいかもしれない。けれど、絵が丁寧に描かれているので、眺めるだけでも、愉しいかも。2016/04/28
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- 和書
- 蜜柑と月 角川文庫