内容説明
私たちの子どもたちの未来のために、今、やれるだけのことはやっておこう。省エネして自然エネルギーにしたら、原発はいらなかった。「原発推進」で潰されてきた、安価で持続可能なエネルギー源を紹介。原発がなくても、電気料金を上げないで済むこれだけの根拠。これほどの事故があってもなぜ原発を推進するのかそのカラクリも明らかにしていく。
目次
第1章 日本に起きた脱原発の潮流
第2章 電力リテラシー 需要家(消費者)側の問題
第3章 電力リテラシー 供給(電力会社)側の問題
第4章 電力リテラシー 電力消費ピーク問題
第5章 電力問題の解決策1 電気の消費を減らす
第6章 電力問題の解決策2 電気を作り出す
第7章 新たな時代の胎動
第8章 もうひとつの未来
著者等紹介
田中優[タナカユウ]
1957年東京都生まれ。地域での脱原発やリサイクルの運動を出発点に、環境、経済、平和などの、さまざまなNGO活動に関わる。現在「未来バンク事業組合」理事長、「日本国際ボランティアセンター」理事、「ap bank」監事、「一般社団天然住宅」共同代表を務める。現在、立教大学大学院、和光大学大学院、横浜市立大学の非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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