出版社内容情報
●内容紹介(版元ドットコムより)
石川啄木、徳冨蘆花、永井荷風、森外、正宗白鳥ら――あの有名な文学者たちも大逆事件とかかわっていた!! 1910年5月25日の宮下太吉の逮捕に始まり幸徳秋水、管野スガなど26名が大逆罪で逮捕され、事件は「第一審にして終審」とされる大審院(現在の最高裁判所)においていよいよ密室裁判が始まった!
●目次(版元ドットコムより)
第1章 千駄ヶ谷落城記
第2章 信州爆裂弾事件
第3章 明科と湯河原と
第4章 宮下太吉の自供
第5章 刑法第七十三条
第6章 強引な捜査本部
第7章 憎悪と恐怖の政略
第8章 閉ざされた法廷
第9章 あたらしい挑戦者
第10章 目撃した永井荷風
●版元からひとこと(版元ドットコムより)
天皇暗殺を企てたとして、幸徳秋水をはじめ12名を処刑した、国家権力による一大謀略・・・。その真相を究明しさまざまな人間関係を綾に、事件の全容と真実を描きだした古典的名著。「大逆事件100周年」記念企画 明治の一大事件史を新版で復刊。編集委員 山泉 進(大逆事件の真実をあきらかにする会事務局長、明治大学副学長)、堀切利高(平民社資料センター代表)、大岩川 嫩(大逆事件の真実をあきらかにする会世話人) 明治時代最大のフレーム・アップ(でっちあげ)事件の全容を、神崎清が丹念に収集した膨大な資料から解明。読みやすいようルビ・注・解説を付け新版として復刊! 故・松本清張氏推薦。
内容説明
石川啄木、徳冨蘆花、永井荷風、森鴎外、正宗白鳥、佐藤春夫…。―あの有名な文学者たちも大逆事件とかかわっていた!いよいよ「第一審にして終審」とされる大審院での密室裁判が始まった。
目次
第1章 千駄ヶ谷落城記
第2章 信州爆裂弾事件
第3章 明科と湯河原と
第4章 宮下太吉の自供
第5章 刑法第七十三条
第6章 強引な捜査本部
第7章 憎悪と恐怖の攻略
第8章 閉ざされた法廷
第9章 あたらしい挑戦者
第10章 目撃した永井荷風
著者等紹介
神崎清[カンザキキヨシ]
1904(明治37)年、香川県に生まれ、神戸二中、大阪高校を経て、昭和3年、東京帝大国文学科卒業。東京帝大新人会会員。戦後、文部省児童文化審議会会長、厚生省中央児童福祉審議会委員、労働省婦人少年問題審議会委員、東京都児童福祉審議会委員、児童憲章制定委員、日本子どもを守る会副会長、第五福竜丸平和協会常任理事、品川革新区政をすすめる会代表などを歴任。1979年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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