出版社内容情報
「命を懸けた医療」
いちはやく病床を確保し、どこよりも多くのコロナ患者を受け入れたのは、「断らない救急」を理念に掲げる徳洲会系列の病院だった。
日本一の急患受け入れ病院をはじめ、北は北海道から南は徳之島まで実態をレポート。
そこは、〝疲弊した現場〟ではなかった。
情熱をもって生き生きと働く医療従事者たちーーその強さの源にあるのは何なのか。
ダイヤモンド・プリンセス号から始まり、800日におよぶコロナとの闘いを描くノンフィクション。
内容説明
ダントツの急患受け入れをなぜ続けられたのか。医師たちの魂の記録!「命を懸けた医療」“断らない救急”現場密着レポート!
目次
ある患者の死亡
第1章 病床確保 第1波(2020年2月~)
第2章 断らない救急の原点
第3章 院内感染 第2波(2020年7月~)
第4章 転院搬送 第3波(2020年年末~)
第5章 医療者の心 第4波(2021年3月下旬~)
第6章 初療は誰がやるのか? 第5波(2021年7月~)
第7章 離島医療
第8章 初めて患者を断った 第6波(2022年年明け~)
著者等紹介
笹井恵里子[ササイエリコ]
1978年生まれ。ジャーナリスト。「サンデー毎日」編集部記者を経て、2018年よりフリーランスとして活動。週刊誌、月刊誌、ビジネス誌などで多くの記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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