最新 老年病診療指針

最新 老年病診療指針

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  • サイズ B5判/ページ数 484p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784755750335
  • NDC分類 493.18

内容説明

小児が成人の小型でないと同様に、老人は単に成人が加齢したものではない。いわゆる老人になると、ヒトのからだには種種の変化が顕著となる。たとえば、骨におけるカルシウム吸収の逆転、閉経後の女性、皮膚の角質化、感染に対する免疫能の低下、衰弱など、特に疾患とは関連をもたずに進行する、生理・心理両面にわたる徴候である。従来、老人医療については内科の延長線上にあるものと考えられてきたが、この数年の間にいわゆる成人と高齢者とをはっきり区別して考える傾向が強く打ち出されるようになった。それは単なる薬の匙加減といった問題にとどまらず、上述のごとき種々の老年性徴候に対する、より専門的な考察の必要性が叫ばれるようになったためである。本書は、これらの諸問題に、最新の知見に基づいて、適切かつ簡明に応えうるものとして、評価される貴重な老年医学書であり、他に類をみないものである。

目次

第1部 治療上のジレンマ(第1章 高齢者の治療上のジレンマ;第2章 高齢者における薬物投与量の調節)
第2部 高齢患者の薬物治療(第3章 精神障害;第4章 呼吸器疾患;第5章 循環器疾患;第6章 消化器系疾患;第7章 感染症;第8章 骨・関節疾患;第9章 貧血;第10章 内分泌疾患;第11章 腎疾患;第12章 神経障害;第13章 閉経後の婦人の管理;第14章 痛みのマネジメント;第15章 眼疾患)

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