見えない手―中国共産党は世界をどう作り変えるか

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見えない手―中国共産党は世界をどう作り変えるか

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  • サイズ B6判/ページ数 480p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864108010
  • NDC分類 319.220
  • Cコード C0095

内容説明

アメリカ、イギリス、独仏伊加などでの影響力工作を実名で暴露。

目次

中国共産党の野望の全体図
レーニン主義政党、世界へ
政治エリートの中心:北米
政治エリートの中心:ヨーロッパ
地方・周辺部の政治エリート
党と企業の複合体
華僑の動員
スパイの実態
メディア:またの名を中国共産党
文化を戦場にする
シンクタンクと知識人たち
思想の管理:欧米の学術界への中国共産党の影響力
グローバル・ガバナンスの再構築

著者等紹介

ハミルトン,クライブ[ハミルトン,クライブ] [Hamilton,Clive]
オーストラリアの作家・批評家。14年間にわたって自身の創設したオーストラリア研究所の所長を務め、キャンベラのチャールズ・スタート大学で公共倫理学部の教授を務めている

オールバーグ,マレイケ[オールバーグ,マレイケ] [Ohlberg,Mareike]
ベルリンを拠点に、中国のデジタル政策と中国共産党の世界的な影響力を研究。コロンビア大学で東アジア研究の修士号、ハイデルベルク大学で中国研究の博士号を取得。2016年から2020年まで、メルカトル中国研究所リサーチアソシエイト。ヨーロッパにおける中国の動向を、政府や政策立案者に紹介する仕事に従事

奥山真司[オクヤママサシ]
国際地政学研究所上席研究員、青山学院大学国際政治経済学部非常勤講師。1972年、横浜市生まれ。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学を卒業。英国レディング大学大学院で修士号(MA)と博士号(PhD)を取得。戦略学博士

森孝夫[モリタカオ]
翻訳家。1962年、大阪府生まれ。大阪大学工学部大学院を卒業。工学修士号を取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

78
昨年暮れ出版。前作”目に見えぬ侵略”はオーストラリアに対する中国共産党の脅威だったが、今回は米欧。 経済的にじわじわくるんですね、大学とかも軒並み。 他人事ではなく、日本大丈夫かな。2021/04/28

kan

15
前作「目に見えぬ侵略」に続き、中国共産党の対外工作の圧倒的な包囲網にぞっとする。これら2作の出版にこぎ着けるまで複数の出版社に断られたというのも、影響力工作の成功例といえる。圧力もあるだろうが、出版や報道が自主検閲で萎縮する構図は、「幸福な監視国家・中国」で述べられていたように、監視の結果国民がお行儀よくなることと同じだ。一帯一路の外交政策や金融や軍事やインフラに5G、チャイナドレスやハニートラップまで、あらゆる手段で工作されたらナイーブな日本は瞬殺だろうな。春節も五輪も、ぼやぼや見ていられないと思った。2022/02/23

Yuki2018

7
社会主義の特徴か、中国共産党は意向に従わないものを罰する。その恐怖に人は逆らえない。本書の豪州での出版ですら、出版社が中国の報復を恐れ難航した。メディアや学問の権力からの独立性が民主主義の砦という意味に気付く。日本の大手メディアや学者は民主主義勢力としての矜持を持っているとは全く思えず、見えない侵略を阻止できるか心配だ。経済の観点からは、米中が世界の2大市場となる中、これを無視したビジネス活動は現実的ではないが、企業人であっても民主主義の一員として譲れないものを常に考察し、批判にも晒されるべきだろう。2021/06/19

きっしょう

6
自ら左派と自認するオーストラリア人の著者がそれでも中国共産党を批判するにはそれだけの証拠と真実があるのだ。このままでは属国になってしまうという危機感。夥しい事例を提示し、目の前に次々と積み重ねられる。その危機感は起きていることを細かい解析を加えずに羅列するだけで十分伝わってくる。日本に関することがほとんど書かれていないにも関わらず、日本全体があまりにも無頓着であることが浮き彫りになる。全部読むのは疲れるかもしれないが、多くの人とこの危機感を共有できればと思う。まだ間に合うといいのだが。2021/04/04

乱読家 護る会支持!

5
国際的な秩序を変革し、自分たちのイメージ通りに世界を形作ろうとしている中国共産党。 彼らは、一発の銃弾も放つことなく、外部から仕掛けるのではなく、支持者を獲得して批判者を黙らせ、制度を破壊することで内部から抵抗を崩してきた。政治家、官僚、財界、大学・研究機関、マスコミ、市民団体などなど、、、「見えない手」によって、少しずつ支持者を獲得し、世界を変えていっている中国共産党。 中国共産党から、日本を守れるかどうかは、我々自身がいかに利他の心で行動出来るか? に尽きるなぁと思います。2021/03/13

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