出版社内容情報
ニーズの高い、発達障害関連の育児コミックエッセイが誕生しました。ユーモラスで幸せな子育ての日々をお届けします。実用的なコラムも必見!
内容説明
発達障害とは、すごくざっくり言うと「誰にでもある脳の得意・不得意の偏りが大きいこと」。そんな凸凹を持つ兄・タケル、妹・いっちゃん2人の日常をお届けします。
目次
その1 はじめまして、でこぼこ兄妹です
その2 でこぼこな特性
その3 でこぼこと不調
その4 でこぼこと仲良し
その5 でこぼこな日常
その6 でこぼこと進路
著者等紹介
寺島ヒロ[テラシマヒロ]
大分県出身の漫画家。1995年『まんがくらぶ』(竹書房)にて夫の1型糖尿病発症のいきさつを描いた「糖尿病日記」でデビュー
梅永雄二[ウメナガユウジ]
早稲田大学教育・総合科学学術院教授、教育学博士、臨床心理士、特別支援教育士SV、自閉症スペクトラム支援士Expert。主に、発達障害の人の社会参加、自立に関する研究を専門としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
40
読み友さんの感想を読んで。保育園のころから三桁の計算をしていた甥っ子(学校でのあだ名は脳みそ激ヤバくん)が苦労しているので、似ているところがあるのかもな…と取り寄せました。まず、ご家族の仲の良さとお母様の抱擁力に脱帽です。イライラするであろう場面でも「こういう傾向の障害だから…」と先に観察する姿勢に感激しました。…お正月もまたルービックキューブを3分で完成させ続け、太鼓の達人に使うためのバチを自作していた甥っ子が不器用で可愛いのです…。2023/01/03
鷺@みんさー
38
なかなか面白かった。シンプルでかわいい絵柄と、兄と妹、それぞれの特性。わかるわーと頷いてみたり、そっちはむしろ真逆ーとか思ってみたり。実際はこれを読んで想像した以上に大変なんだろうけど、理解して子どもの「やりたい」や「無理」を尊重してるのがいいなって思った。「やりたくない」ではなく「無理」ね。それにしても地域差はあるだろうけど、今の子どもは発達障害だとこんなに色々支援制度があるのね。2019/12/03
イスタ
24
9歳息子。息子のベッドにさりげなく置いてみたら読んでました。お兄ちゃんと似てるでしょ?って聞いたら、全部一緒だ〜!と。じゃあ僕はアスペルガーなの?ママはそうじゃないかと思ってるよ。とそういう話になりました。明日、専門の先生との面談があるので、その前に読んでくれてよかった。2020/05/26
イスタ
21
購入本。絵が多くて読みやすかった。やっぱり息子がこの本のお兄ちゃんにだいぶ似てる!小さい頃から記憶力は半端ない(未就学で漢字は一通り読めた)、着るもののこだわり(うちもコットン100%の無印の服のみ)。味覚聴覚嗅覚いろいろ過敏。さらに妹の特性(ピアノ)も少し入ってる。この先、息子の凸の部分を伸ばしていけるように心がけよう(凹の部分には目をつぶって…)。2020/05/24
べべっち
7
うちの姫たちの日常のようだ…(^-^;2019/03/15