内容説明
日本を襲う「東洋的専制国家群」のダークサイド。米朝取引は歴史の流れを不可逆的に変えた。アメリカは韓国を突き放し、在韓米軍は退く。「民主主義的多数決の放棄」と保守言論の弾圧。困った隣人たちの悪影響から日本国民を守るために、東アジアの危険な未来を読む。
目次
序章 “困った隣人たち”から日本国民を守るために
第1章 「地形」と「歴史」から見えてくる韓国人の考え方
第2章 「歴史」を捏造するしかない韓国
第3章 なぜ韓国は法治国家になれないのか?
第4章 近代化できない韓国は、「告げ口外交」に頼る
第5章 韓国と北朝鮮は「一国二制度」になるか
第6章 歴史をめぐる争いで、韓国の手に乗るな!
終章 米中衝突と東アジア「反日」トリニティの襲来に備えよ
著者等紹介
古田博司[フルタヒロシ]
筑波大学人文社会科学研究科教授。1953年、神奈川県横浜市生まれ。慶應義塾大学文学部史学科卒業。同大学大学院文学研究科東洋史専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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James Hayashi
27
ちょっと大学院教授(筑波大)が書いた本とは思えない。タイトルから統一朝鮮が実現した場合、どのような事が起こり日本に悪影響が及ぶのかを想像していたが、韓国人の言動をあげつらうものであり、その後が見えてくるわけでもなく、纏まりもない。2019/07/09
南北
8
古代国家から近代国家になるかと思われた韓国および北朝鮮について地政学からの分析を行っています。法治国家になれず、告げ口外交をし、歴史を捏造する隣国というのはやっかいなものですが、見ない振りをすれば済む問題ではありません。どういう国なのかを知っておく必要があります。今後の展開についても米朝首脳会談どおりに進む場合と北朝鮮が合意を守らない場合の2つのシナリオを想定していますが、いずれにしても日本にとっての防衛ラインが38度線から対馬海峡に南下するので、手をこまねいているわけにはいきません。政治家必読の書です。2018/12/14
kenitirokikuti
6
現代韓国の司法について。1988年に韓国法院(最高裁判所)の下に違憲審査を行う憲法裁判所が設立。2004年に盧武鉉大統領の弾劾訴追は、憲法裁判所が違憲判決を出した。検察(法院が統御)と憲法裁が争う。また文在寅は国情院と軍の機務司を抑えている、と(別の本から)2018/12/22
ラッキー55
5
著者の古田氏は筑波大教授で、東洋歴史学、 政治学者。多数の韓国の書籍を出版し、 7年間韓国の大学に在籍した経歴。 日本は韓国に、『教えず、助けず、関わら ず』の非韓三原則で対応すべき。韓国人に とって当然の事が2つ示されていた。 ①イガンヂル(自分の嫌いな人物を孤立さ せる為に上司や目上の人達に告げ口をして 回る行動)②ヌンチ(上司の顔色を瞬時に 判断する機微。韓国ではこの二つを駆使し て、ヌンチを察知して、イガンヂルを振り まくと出世るするそうである。韓国ドラマ で時々出てくるのはこの事かと感じた。2019/04/12
寝子
3
どんなパターンの統一があってそれぞれどのように災難なのかもう少し紙数を割いて欲しかった。主張として福沢先生の脱亜論と変わるところなくとにかくか関わるなというもの、それが現実的に無理なのでお互い困ってるのではと思います。もし難民が日本に流れてくるようなことがあれば修羅の国福岡に何とかしてもらうしかないかな。あと神風と。2018/11/22