出版社内容情報
今後の世界のパワーバランスの動向や、経済の流れに起きる変化を、著者ならではの鋭い視点と現役・OBの官僚の豊富な実務経験とで読み解く。
内容説明
日本は地政学的大転換をどう生き残るか。米は世界一の産油国・再生エネ大国に。中東・ロシア・欧州混迷で激変する経済。
目次
第1章 エネルギー覇権のゆくえと第三次世界大戦(ラマダン波状攻撃;世界は常にエネルギー争奪戦。アメリカは巧みに利用する ほか)
第2章 米中ロ新冷戦と中東紛争 イラン対サウジアラビアの今後(イラン経済制裁の解除とアメリカの変貌;アメリカはサウジを捨て、イランに乗り換える ほか)
第3章 アメリカの新エネルギー戦略 シェール以後の原発・再生エネ発電(シェール革命の真実;サウジの挑戦を受けても、意外としぶといシェール業界 ほか)
第4章 ドイツ、ロシア、中国などのエネルギー政策(ドイツのエネルギー事情;苦しいロシアの台所事情 ほか)
第5章 激動する世界で、日本はどうなるか 脱化石燃料と脱原発の近道(日本とよく似たドイツの精神主義;原発政策の転換に向けて舵を切れ ほか)
著者等紹介
上念司[ジョウネンツカサ]
経済評論家。1969年東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業(在学中は日本最古の弁論部、辞達学会に所属)。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年より経済評論家・勝間和代氏と株式会社「監査と分析」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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