出版社内容情報
マンガで理解する中国史とアラブ史の「構造」
内容説明
なぜ、中国は横暴なのか?イスラム国は何を考えているのか?マンガで理解する中国史とアラブ史の「構造」
目次
中国編(中国のプライド;中国のトラウマ;中国の情報統制)
アラブ編(イスラム国とアラブの栄光;ヨーロッパが恐怖した老人ムハンマド=アリー;アラブ大反乱の父フサイン=イブン=アリー;全世界を味方にした男ナセル;アメリカに噛みついたアメリカの犬サダム=フセイン)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる坊
12
アラブ地域では戦争が多く危険、、多くの人がそういったイメージを持っているが、その原因はイギリスやアメリカ等が自国のメリットしか考えず、武力によりアラブ人を虐げてきたからであって、アラブ人としては、アラブ人の国を作りたいという自分達の当然の権利を主張しているのに過ぎないのである。もっと僕たちは、これが自分達の身に起こったらどうなるかを考えないといけないと思う。2017/10/22
あまね
12
ゆげ塾のHPをたまたまみたら新刊がでてるじゃないですか!そして、人気なんですね。世界史のコーナーで平積みされていて、ラストの一冊でした。相変わらず分かりやすく、面白いです。ニュースなどで『なぜだ?なぜだ?』と思うことも、世界の国の背景と歴史を知ることで複眼的に見ることができます。表からも裏からも見なければ本質は分からないですね。2016/10/21
mint
6
なぜ中国はいろんな場所で、問題を起こすのか?なぜアラブでは今あんなに戦争が耐えないのか?その答えがこの本にある。「個々の具体的な歴史事実をまとめ、一般原則を導き出してください。そして、その導き出した一般原則と現状を一緒の試験管に入れてください。そうすると未来が生成されます。」2016/03/18
秋良
5
中国の強気っぷりって訳分かんないなとニュース見るたび思ってたけど、原因があったんだと納得。もっとも、本当はもっと色んな思惑や主張や、利権やらがあるだろうからこの一冊の情報を鵜呑みには出来ないだろう。アラブ編はちょっと駆け足だったかな。イスラエルちゃん可愛い。2016/08/07
キャベ
5
とっても面白くてわかりやすくてためになります。 中国の章とアラブの章に分かれているのだけど、どちらも結局イギリスがラスボスw 2016/03/18