出版社内容情報
フランスが誇るダークファンタジーの帝王オリヴィエ・ルドロワ見参!
内容説明
遠い昔、人間たちの世界から遙か遠く離れた妖精王国。美しき妖精女王タイタニアは、妖精王国を統べるオーディンの息子オベロンに憎まれ、夫である公爵クレイモア・グリムとともに命を狙われる。2人の間にはウィカという名の娘がいた。彼女もまた狼女ロウェナに襲われるが、忠臣ハギスの働きで、一命を取りとめ、強力な妖精の力を封印したまま、ある農夫に育てられることになる。やがて、妖精王国は、オベロンの統治のもと、狂気と闇の時代に突入することになる。13年後、成長したウィカが、王都アヴァロンに辿りつく。その地で、彼女は自らの生い立ちを知り、運命に翻弄されるまま、オベロンの軍勢と立ち向かうことになる―フランスが誇るダークファンタジーの帝王オリヴィエ・ルドロワ見参!目眩く人工楽園で繰り広げられる、真夏の夜の“悪”夢。機械仕掛けの暗黒妖精譚。妖精物語×スチームパンク。
著者等紹介
デイ,トマス[デイ,トマス] [Day,Thomas]
1971年パリ生まれ。SFおよびファンタジーの分野で活躍する小説家。2002年以降、15作ほどの小説を発表している。代表作は『L’Instinct de l’´Equarrisseur(屠体解体本能)』と『Le Tr^one d’´Eb`ene(黒檀の玉座)』など。2003年、『La Voie du Sabre(剣の道)』(グレナ社でBD化)で、優れたSF・ファンタジー作品に授与されるジュリア・ヴェルランジェ賞を受賞。作家の仕事と並行して、大出版社のコレクション・ディレクターも務める。パリ在住
ルドロワ,オリヴィエ[ルドロワ,オリヴィエ] [Ledroit,Olivier]
パリのデュペレ高等美術学院で2年間勉強したのち、イラストレーターを志す。さまざまなゲーム雑誌のためにイラストを制作するが、BD原作者フロワドヴァルと出会うことで転機を迎える。共作した『Chroniques de la Lune Noire(黒い月年代記)』はカルト的人気を博し、販売累計100万部以上の大ヒット作となった。1997年、フィリップ・K・ディックの小説作品を原作に、短編『Ennemis Mortels(不倶戴天)』を発表
原正人[ハラマサト]
1974年、静岡県生まれ。学習院大学人文科学研究科フランス文学専攻博士前期課程修了。BDの専門誌『ユーロマンガ』で翻訳や執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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