出版社内容情報
なぜいま「抗日ドラマ」が人気を集めるのか? 中国人の潜在意識を知らずに刺激し続ける日本人
はじめに「反日」は「教育のせい」だったのか
1.文化・価値観における「日本の対中優位」は揺るぎない
2.日中関係の変化を「ソフトパワー」の視点から分析する
3.行き過ぎた「反日」は何をもたらすか
4.矛盾を深める中国人の対日意識
5.反日の先に「成熟」はあるか
おわりに 日本人はこれ以上「悪役」を引き受けるな
内容説明
教科書から映画、テレビドラマまで、いまだに日本人を“鬼”と叫び続ける心理を徹底解剖。
目次
1 文化・価値観における「日本の対中優位」は揺るぎない(「沖縄は中国のもの」という時代遅れの主張;領土問題で日本は有利になった ほか)
2 日中関係の変化を「ソフトパワー」の視点から分析する(日本の大衆文化の力;80年代中国を席巻した山口百恵と「赤いシリーズ」 ほか)
3 行き過ぎた「反日」は何をもたらすか(「反日中国人」のつくられかた;大地震の報道よりも抗日ドラマ ほか)
4 矛盾を深める中国人の対日意識(歴史認識問題は解決不可能ではない;尖閣紛争より憲法改正を問題にするのはなぜか ほか)
5 反日の先に「成熟」はあるか(格差ゆえの「反日暴動」;シャドーバンキング問題の処理を急ぐ理由 ほか)
著者等紹介
富坂聰[トミサカサトシ]
1964年、愛知県生まれ。北京大学中文系に留学、週刊誌記者などを経てフリージャーナリスト。抜群の取材力、豊富な人脈を活かした中国のインサイドレポートには定評がある。94年、小学館ノンフィクション大賞優秀賞。テレビのコメンテーターとしても活躍する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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