出版社内容情報
いよいよ今秋公開を控えた映画『くじけないで』のガイドにも
トヨさんの葬儀レポート「母にやさしくしてくださり、好きになってくださった皆さん、ありがとうございました」
秘蔵写真公開 最期まで自分らしく…、今でも聞こえる「おっかさん」の声、母に捧げる詩
いつまでも心にとどめておきたいトヨさん語録集
映画『くじけないで』のアナザーサイド・ストーリー 八千草薫、武田鉄矢 深川栄洋監督インタビュー
目次
母にやさしくしてくださり、好きになってくださった皆さん、ありがとうございました
最期まで自分らしく…
今でも聞こえる「おっかさん」の声―息子が語る母の最期までの半年間
息子より母に捧げる詩
いつまでも心にとどめておきたいトヨさん語録集
柴田トヨ関連書籍、商品の紹介
映画『くじけないで』のアナザーサイド・ストーリー
八千草薫さんインタビュー
武田鉄矢さんインタビュー
深川栄洋監督インタビュー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん１００７
15
読みながら、こころが涙してきた。トヨさんの詩集は読んでいるので、一層なのかもしれない。この装丁の写真にも滲み出ているものが、改めて伝わってきた。「人にやさしくしてもらったら、忘れない。これが１００年生きて学んだこと」。至言だと思う。しかし、これがなかなかできないのだと思う。自分自分と自分を前面に立てる人が多いなか、こういうこころを持ち続けたいと思う。その人の生き方は、顔にでるというのを耳にしたことがある。だからこそ、トヨさんの生き方が強いのだと思う。2015/07/13
ちまりん
15
柴田トヨさんの詩が好きで、何度も何度も読み返したため、書店でこの本を見かけたときは、身内を亡くしたような深い絶望に襲われた。それでも、ページを捲るうちに、トヨさんの死を悲しむことはトヨさんにとっては失礼なんだと感じ、トヨさんが最期に残した言葉をじっくり味わった。最期までどこまでも前向きで、誰よりも優しい女性だった。会社で鼻をぐじゅぐじゅ言わせながら読み終えました。2015/02/19
チロル
9
図書館本。詩集「くじけないで」は、以前に読んだことがあって、とても可愛らしく、人に優しいおばあちゃんだな、という印象がありました。今でも、それは変わっていません。明治、大正、昭和、平成を生き抜いたトヨさん、101歳は大往生でしたね(*^-^)本書に、葬儀に際し配布される「ご会葬御礼状」が載せられてあり、そこに、トヨさんの『皆様に』という詩が記載されておりました。なんだか、そこにトヨさんが、きちんと存在しているようで、素敵だな、と思いました。本書では、息子さんのトヨさんに宛てた詩が幾つか載っています。2018/07/21
海(ｶｲ)
9
柴田トヨさんの息子・健一さんの詩も素敵な言葉が並んでる。『くじけないで』が八千草薫さん主演で映画になる。是非とも観に行きたい！2013/10/12
