内容説明
親の死には、悲しみとともに、大きな恵みがある―親亡き後に、より自分らしくなり、人生が良くなった人たちの体験集。ベテラン心理セラピストによる話題作。
目次
第1部 親の死はすべてを変える(母の死がもたらしたもの;親の死という恵み ほか)
第2部 自分らしい人生が始まる(初めて人生を楽しむ;健康と美という恵みを得る ほか)
第3部 新たな目で親を見る(パパは何でも知っている?;重荷を背負った娘たち)
第4部 親の死によって見えてくるもの(最後のひとときに得られるもの;真実が明かされるとき ほか)
著者等紹介
セイファー,ジーン[セイファー,ジーン][Safer,Jeanne]
35年の経験をもつ心理セラピスト。アメリカのテレビ、ラジオ番組に出演、主要雑誌に寄稿している。ニューヨークにあるメンタルヘルスのための大学院センター(PCMH)元リサーチディレクター。成人、とくに中高年の自己成長について研究している
吉田利子[ヨシダトシコ]
翻訳家。東京教育大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ybhkr
1
すごい本だった。日本ではグリーフワークといえば哀しみを癒すカウンセリングだけど、こちらはホンマにセラピー。カウンセリングとは心を落ち着けため、セラピーとは寝ている子を起こすため、と聞いたことがあるけれど正しく。日本人の感覚ではなかなか受け入れ難い。いや、日本人というよりわたしの感覚としては。言わんとしていることはわかるのだけど、途中胸が苦しくなりながらも最後まで読み終えて、こういう考えに至るにはもう少し時間が必要だな、と思った。ただ、親の死の悲しみが世界的にないがしろにされがちなのがわかったのはよかった。2015/01/04
wankousan
0
親子の関係というのもはそれぞれの家庭によってそれぞれだと思う。100人居たら100通りの関係があり、私はこの本には全く共感出来なかった。2018/09/15
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