内容説明
看取る人の時間は、死を迎えつつある人によって、やさしく豊かな時間に変わって行く。アメリカで30年近くに渡り、多くの人たちを看取ってきたホスピスケアのプロフェッショナルに教わる「自然な死のプロセス」と「その人らしい最期の迎え方」。
目次
序章 「死のプロセス」を学ぶ前に
第1章 死ぬことについて
第2章 死のプロセス、それぞれの段階について(「妊娠」にたとえられる初期の段階;「出産」にたとえられる次の段階;最後の段階…安らかな終焉)
第3章 看取り介護をする人へのサポート
著者等紹介
コープ,デニー[コープ,デニー][Cope,Denys]
ホスピス看護師。アメリカ・カリフォルニア州立大学で看護学士取得。ピース神学校でスピリチュアル科学の修士を取得。ホスピス看護、終末期医療看護、高齢者介護、認知症などの分野におけるスペシャリストで、牧師でもある。ホスピスケアの最前線で30年近い経験を積む。コンサルタント、カウンセラーなどとして、全米各地で勢力的に講演やセミナーなどを行っている。『大切な人の看取り方』は2008年にアメリカで出版され、多くの患者やその家族、医療従事者に影響を与えた
上野容子[ウエノヨウコ]
グラフィック&プロダクトデザイナー。1955年岡山県生まれ。京都市立芸術大学ビジュアルデザイン専攻科修了。在学中、写真家・アーネスト・サトウに写真を習う。サンフランシスコでアートディレクターのタモツ・ヤギに師事。独立後、生活雑貨を中心とする商品企画デザイン、小売店のコンセプト企画、ウェブデザインなど、素材やコンセプトを生かしたデザインや企画の仕事に携わる。夫の死をきっかけに、2009年からホスピスボランティアを始める
こやまはるこ[コヤマハルコ]
翻訳者。アメリカ・ニューヨーク州生まれ。バンダービルト大学人材組織開発部修了。主に自動車業界で、通訳・翻訳者として経験を積む。主なクライアントはトヨタ自動車、ブリジストン、エクセディ、三菱メリトアなど。現在はフリーランスの通訳・翻訳家としてカリフォルニア州を拠点に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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- 和書
- 新聞からの入試現代文