内容説明
どれだけ良い採用活動ができるかで企業の運命が決まる、と言っても過言ではありません。また、その活動の成否は、採用面接の質に左右されます。本書には、その道のプロが語る「面接の極意」が詰まっています。
目次
第1章 採用とは(採用の目的とは何か;誰を採用すべきか ほか)
第2章 面接とは(採用の極意である面接とは)
第3章 採用がうまくいく境界線(採用がうまくいくポイント;リージョンズが提唱する「こんな人を採用すべき」)
第4章 暮らしたい場所で思い切り働くリージョナルスタイルを提唱したい(地方と人材;転職とはいかにあるべきか)
著者等紹介
高岡幸生[タカオカユキオ]
北海道札幌市生まれ。地方転職「暮らしたいところで思い切り働く」を提唱する株式会社リージョナルスタイル代表取締役、北海道への転職をサポートするリージョンズ株式会社代表取締役。北海道大学法学部卒業後、株式会社リクルート入社。人材開発部での採用実務経験を経て、企業経営者のための面接や選抜など採用実務のコンサルティングを北海道・東北・新潟で15年実践、リクルート狭域HRカンパニー(北海道から沖縄までの東名阪以外の30道県をカバーする地方事業部)のカンパニーオフィサーを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Saiid al-Halawi
4
リクルートに長年在籍した後に人材紹介業で独立した人のパンチライン集。 そして本書の想定読者像に採用の実務担当者が入っていないというまさかのトラップ。 「自社への志望動機を聞く企業がある。これはおおよそ世の中の企業の99.9999%にとって、思い上がった面接手法であると言い切れる。」p.90 つまり志望度は選考ステップの中で醸成していくものだと。2013/04/29
前田まさき|採用プロデューサー
2
●経営で一番レバレッジがかかるのが人材(p.18) ●事業課題から人材を考える(p.42) ●退職の動機(業界特性・仕事内容・地域性・給与・人間関係の5つであると言われる)が入社の動機(p.54)2019/04/03
hajihaji
2
採用面接を担当しながら、これで良いのか振り返りも含めての再読です。シンプルながらも納得感のある内容です。2018/05/08
因果応報
0
『企業は人なり』 私が採用を通して実感している事を、採用という立場にない人にもきちんと伝える一冊。 人がどれほど大切であるか。慎重に向き合うこと。そして、採用をしたのなら、育てていく覚悟を持つ事。 『いつもみてるよ』 『大丈夫だよ そう言ってくれる人がひとりいるだけで、ひとは強くなれる。 相手を想う気持ちを根底に持つ事を大前提に、その出会いに感謝し、客観的に事実を掘り下げ、理解する。 採用する側として、精進し続ける大切さと覚悟を改めて教えて貰った。 2017/07/27
カモメ
0
受ける側として思ったこと。言葉にもっと気をつけること。言葉が思考をもたらす。言語情報、非言語情報があることを認識。非言語情報にまで気を遣う。勝ち癖、負け癖、前向き、後ろ向きは言葉遣いで変わる。判断基準としては、業界特性、仕事内容、地域性、給与、人間関係。採用する側として思ったこと。全社員が採用にコミットできる組織にする。リクルートが良い例。評価される人材は、企業によって異なる。具体的な質問、価値観をゆさぶる質問、相手にいい人生を送ってほしいと心底思うこと。面接で叱れるか、欲しいと思う人材に本気でぶつかる。2014/06/15