出版社内容情報
今から100年以内に絶滅した動物3種の、「最後の1頭」の物語をまんが化したシリーズ第3弾。ニホンカワウソのまんがも収録。
今から数十年前に絶滅したタスマニアオオカミ、リョコウバトの「最後の1頭」の物語を、残された記録をもとにストーリーまんが化したシリーズの第3弾。今作では昨年に絶滅宣言が出されたニホンカワウソの物語を、新たに書き下ろしまんがで追加収録している。
目次
最後のニホンカワウソ
最後のタスマニアオオカミ
最後のリョコウバト
著者等紹介
今泉忠明[イマイズミタダアキ]
動物科学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
18
非常に有名な3種の登場です。リョコウバトは確かスミソニアン自然史博物館で見たなあ…。どの種もすべて人間の乱獲や都市開発の犠牲になったものなので、娘には強く心に残ったようです。同時に種の絶滅を人間が止められる可能性がある、ということにも気づいてもらえたらいいな。2020/11/28
りるふぃー
7
比較的近代に絶滅した種をとりあげている。人間は野蛮そのものではないか。罠にかかったカワウソを殴り殺したのも最悪。他も全部、大虐殺の歴史。さて、現代も、害があるといって猪や鹿など人里や町で見つけたらすぐ殺しているが、これは人間の都合だけではないか?何十年か後には絶滅して、鹿や猪も幻の動物になってしまいそうで心が痛む。2022/03/17
Sayaka
3
ざんねんな生きもの辞典の今泉さん監修とあって借りてみました。人間の乱獲で絶滅した動物がいかに多いか、子供たちもよく分かったようです。タスマニアオオカミは知らなかった。2019/07/23
Eri
1
娘小2図書館。 ニホンカワウソ、タスマニアオオカミ、リョコウバトの絶滅。 リョコウバトなんて、せっかく保護しようとする法律を作ろうとされても、「おどろくほど数が多いから、ふつうに殺したくらいでは絶滅の心配はない」という理由で成立しなかっただなんて! 現在の地球環境も、今の自分たちさえよければそれでいいという考え方がはびこっているような気がします。 未来に繋げられるような生活を、地球全体でしなくては。2020/09/19
はる
1
前作からかなり変わった印象。 ニホンカワウソ、タスマニアオオカミ感動的でした。2014/10/25
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