出版社内容情報
生誕100年・中平康の全貌
戦後日本映画史にいまなお異彩を放つ監督・中平康。だが、今日知られている中平のイメージは、彼の持つ多くの顔のほんの一部にすぎない。『狂った果実』『月曜日のユカ』から、忘れられた娯楽映画や異色作まで、ジャンルを自在に駆け抜けながら駆使した大胆な技法と、鬼才の作家性を解き明かす。映画史の正典からこぼれ落ちた、早すぎるモダニストの全貌に迫り、戦後日本映画の地図を描き直す初の本格的中平論集。
【目次】
はじめに 渡邉大輔
《第Ⅰ部》起点・展開・現代性
1 中平康の〈始まり〉──『狂った果実』とその周辺 四方田犬彦
2 軽佻浮薄派の現代性──中平康を位置づけ直す 渡邉大輔
3 そのスピードを超えて──中平康の中期作品における密室性 北村匡平
《第Ⅱ部》スター・ジェンダー・セクシュアリティ
インタビュー・日活青春映画の記憶 吉永小百合/聞き手=渡邉大輔・北村匡平
4 中平康映画におけるジェンダーとセクシュアリティの揺らぎ 徐玉
5 『結婚相談』論──芦川いづみとスター・イメージの再編 志村三代子
《第Ⅲ部》声・音・運動
6 筒抜け──中平康監督作品におけるヴォイス・オーヴァーと「秘密の共有」の主題系 川崎公平
7 中平映画における既存楽曲の活用──黛敏郎・伊部晴美の担当作品を例に 藤原征生
8 玉突きとクラクション──軽薄才子のモノローグと運動性について 片上平二郎
《第Ⅳ部》翻案・リメイク・証言
9 中平康における文学と映画 佐藤未央子
10 アジアにおける中平康の足跡 門間貴志
インタビュー・中平映画は俺の青春 村川透/聞き手=渡邉大輔・北村匡平
中平康フィルモグラフィ 作成=渡邉大輔
あとがき 北村匡平
内容説明
生誕100年、中平康の全貌。戦後日本映画史にいまなお異彩を放つ監督・中平康。だが、今日知られている中平のイメージは、彼の持つ多くの顔のほんの一部にすぎない。『狂った果実』『月曜日のユカ』から、忘れられた娯楽映画や異色作まで、ジャンルを自在に駆け抜けながら駆使した大胆な技法と、鬼才の作家性を解き明かす。映画史の正典からこぼれ落ちた、早すぎるモダニストの全貌に迫り、戦後日本映画の地図を描き直す初の本格的中平論集。特別インタビュー、吉永小百合・村川透。
目次
第1部 起点・展開・現代性(中平康の〈始まり〉 『狂った果実』とその周辺(四方田犬彦)
軽佻浮薄派の現代性 中平康を位置づけ直す(渡邉大輔)
そのスピードを超えて中平康の中期作品における密室性(北村匡平))
第2部 スター・ジェンダー・セクシュアリティ(インタビュー 日活青春映画の記憶 吉永小百合;中平康映画におけるジェンダーとセクシュアリティの揺らぎ(徐玉)
『結婚相談』論 芦川いづみとスター・イメージの再編(志村三代子))
第3部 声・音・運動(筒抜け 中平康監督作品におけるヴォイス・オーヴァーと「秘密の共有」の主題系(川崎公平)
中平映画における既存楽曲の活用 黛敏郎・伊部晴美の担当作品を例に(藤原征生)
玉突きとクラクション 軽薄才子のモノローグと運動性について(片上平二郎))
第4部 翻案・リメイク・証言(中平康における文学と映画(佐藤未央子)
アジアにおける中平康の足跡(門間貴志)
インタビュー 中平映画は俺の青春 村川透)
著者等紹介
渡邉大輔[ワタナベダイスケ]
跡見学園女子大学文学部教授。専攻=日本映画史、映像文化論、メディア論
北村匡平[キタムラキョウヘイ]
東京科学大学リベラルアーツ研究教育院教授。専攻=映像文化論、メディア論、社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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