目次
第1部 初期映画
第2部 コメディ映画
第3部 ジャン・ルノワール
第4部 ポスト・ルノワール
第5部 ヨーロッパ映画
第6章 アメリカ映画
著者等紹介
筒井武文[ツツイタケフミ]
1957年生まれ。映画監督、東京藝術大学大学院映像研究科教授。東京造形大学時代から、映画製作を始める。卒業後はフリーで、助監督、映画編集をやりながら、自主製作を続ける。劇場デビューは、1987年公開の『ゆめこの大冒険』(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
1
映画とは単なる娯楽でなく、視覚と時間の冒険である 笑いは洗練された対話よりも、身体の動きと衝突の中に生まれる 映画とは他者を理解しようとすること そのものである 傑作は遅れてやってくる コメディ映画は、社会・心理・空間・時間を相対化する芸術である 映画が内面を写すメディアである 映像とは描写ではなく、創造でもある 映画は単に物語を伝えるのではなく、語る主体として振る舞う 映画史とは未完成であり、まだ見ぬ映画が常に私たちを待っている 映画とは視覚と時間の中で、記憶・身体・倫理・他者性を探求する生の技芸である2025/04/03