内容説明
読んで笑い、観て笑う。ユーモア文学、滑稽文学、諷刺文学、喜劇映画、コメディ…。笑いを誘う文学や映画にはさまざまなジャンルや呼び方がある。夏目漱石、佐々木邦、獅子文六、源氏鶏太、井伏鱒二の小説と映画化作品、それらの魅力や特徴はどのようなものだろうか。明治・大正・昭和の時代の笑い、ユーモア、諷刺、その背後の社会観をさぐる。
目次
序幕 ユーモアと滑稽
1 猫は笑い、人は怒る―夏目漱石
2 ユーモアは雅量なり―佐々木邦
3 てんやわんやの男と女と日本と―獅子文六
4 明日も青空―源氏鶏太
5 庶民のおかしさと哀しみ―井伏鱒二
6 日本映画のユーモアと諷刺
終幕 ユーモアと笑い、その力
著者等紹介
岩本憲児[イワモトケンジ]
1943年、熊本県八代市生まれ。早稲田大学名誉教授。映画史・映像論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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