内容説明
年間200本安打記録を更新しつづける天才バッター、イチロー。なぜ彼だけが、ずば抜けた結果を持続させられるのだろうか?本書では、スポーツ心理学の第一人者が、イチローの“驚異の集中力”を分析し、そのしくみをやさしく解説。「本番は準備の確認にすぎない」「一つずつ、丁寧に、最後まで」など、“ここ一番で力を発揮”するためのノウハウが満載です。
目次
1 プレッシャーをはねのける(小さなことからはじめていく;準備を完ぺきにする ほか)
2 ピンチを活かす(人の評価にまどわされない;結果に一喜一憂しない ほか)
3 目標を明確にする(目標を立てよう;目標を数値化する ほか)
4 メンタルコントロールをする(「コントロールできない要素」を排除する;否定的な言葉を吐かない ほか)
5 リラックスをする(気分転換をしよう;「瞬間リラックス法」をマスターしよう ほか)
著者等紹介
児玉光雄[コダマミツオ]
1947年兵庫県生まれ。鹿屋体育大学教授。京都大学工学部卒業。学生時代テニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号を取得。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。過去20年以上にわたり臨床スポーツ心理学者として、プロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを務める。また、日本で数少ないプロスポーツ選手・スポーツ指導者のコメント心理分析のエキスパートとして知られている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。