ワイセツ論の政治学―走れ、エロス!

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ワイセツ論の政治学―走れ、エロス!

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864051231
  • NDC分類 326.22
  • Cコード C0036

内容説明

猥褻か?芸術か?どころの騒ぎじゃない!!チャタレイ夫人、悪徳の栄え、愛のコリーダ…、昭和の先人たちが挑んだ芸術論としての猥褻論争も今は昔。ネット社会化により混迷するワイセツ規制は、いまや「ブツ」から人々の「思考」そのものへと、その権域の拡大を試みる。海外配信から、準児童ポルノ、非実在青少年、JKリフレまで…。「ヘア」解禁が話題となっていた1994年に刊行された旧版を、大幅な加筆と註釈によりメタ的にリノベーション。弁護士であり名画座館主でもある著者が、豊富な判例をもとに実証的に描き出す。もはや現代は「見えた」か「見えない」かではない、「見られて」いるのだ!!

目次

1 1994(発情するメディア―テクノロジーが駆動する欲望;まだ死ねずにいる猥褻裁判のために―チャタレイ夫人/サド/愛のコリーダ;越境の規則―税関という名の超絶理論体系;自主規制の政治学―映倫の存在理由;エンド・オブ・ザ・ロード―「有害」図書指定とは何であったのか;リベラリズムを超えて―フェミニズム・ポルノ批判異論;幕間 メディア・セックスの彼方に―エピローグ“1994”)
2 2017(「フリー経済」の果てに―ビデ倫摘発/海外配信;エロい芸術―エロと権力の付き合い方;エロと権力、ふたたび―準児童ポルノ/非実在青少年)

著者等紹介

内藤篤[ナイトウアツシ]
1958年東京生まれ。弁護士、ニューヨーク州弁護士。2006年より名画座「シネマヴェーラ渋谷」館主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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時雨

1
1994年刊行『走れ、エロス!』の増補改訂版。弁護士であり名画座のオーナーでもある筆者が、映像メディアを中心に猥褻物規制(警察規制・自主規制)の現状を批判的に論じる。メディアの技術革新とエロ、その規制が絡み合うように進んできた歴史を振り返る筆者は、児童ポルノ規制の強化を憂えつつも90年代以降の「事実上のエロの解禁現象」を基本的に歓迎する。猥褻規制はまず無くならないが、社会通念の変化を踏まえて裁判所が次第にトーンダウンしていくのではないかとの見立ては、楽観的に過ぎる気もするが実際ありそうな展開だとも思う。2020/04/25

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