自己言及テキストの系譜学―平安文学をめぐる7つの断章 (新装版)

個数:

自己言及テキストの系譜学―平安文学をめぐる7つの断章 (新装版)

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864050067
  • NDC分類 910.23
  • Cコード C1095

内容説明

平安期の日記文学や物語に「他者」「女」「家」「ミヤコ」「原郷」等はどのように描かれているのか。文化的アイデンティティの形成と古典文学・日本文化論との関係を視野に入れながら、「自己言及」の可能性と限界をさぐる。

目次

序章 自己言及テキストの意義と、その基礎づけ(オリエント幻想のなかの「平安文学」)
第1章 「ヒナ」と「ミヤコ」の狭間で(さすらいの旅の果て―『土佐日記』に見る音声中心主義と、その行方;ふるさとから遠く離れて―『更級日記』における「ミヤコ」と「ヒナ」)
第2章 テキストの「内」と「外」(啓蒙的理性の衰え、もしくは女房集団の文学―「女流日記文学」から「女房日記」へ;テキストの「内」と「外」―蛍巻「物語論」における、自己言及のパラドクス)
第3章 二つのテキストと、一つの自己像(囲い込まれ、横領される「女」の言説―『無名草子』のトポロジー;夭折の貴公子へのレクイエム―「モデル小説」としての『松浦宮物語』)

著者等紹介

深沢徹[フカザワトオル]
1953年、神奈川県相模原市生まれ。県立大和高校卒。立教大学大学院修士課程修了(文学博士)。現在、神奈川大学外国語学部教授。平安・院政期文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品