内容説明
強訴に怯える朝廷・公家社会。刃傷・合戦・焼き討ち・神輿振り捨て。宗教者であるはずの僧はなぜ武器をとり、戦ったのか?一見矛盾する中世特有の現象が生まれた背景と展開を、「祈り」と「暴力」を切り口に解き明かす。
目次
第一部 僧兵=祈りと暴力の力(悪僧跋扈の時代;冥顕の中世;天台仏法の擁護者・良源;恠異・飛礫・呪詛;霊験と帰依;都鄙を闊歩する大衆・神人;強訴とはなにか;善なる大衆の時代へ;結―中世と現代の間)
第二部 僧兵=祈りと暴力の相克(切る、焼く、射る―僧兵の暴力;強訴の暴力論;強訴と合戦の間;「京中」秩序を守る)
結びにかえて―僧兵とはなにか
著者等紹介
衣川仁[キヌガワサトシ]
1971年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程国史学専攻研究指導認定退学。現在、徳島大学総合科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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