内容説明
新たな調査・研究手法が導入されるいっぽう、諸説乱立する城郭研究。今最も熱い20のテーマから、中世城郭の本質に迫る!現状の課題、今後の論点を抽出し、研究の進展を図る便利な手引き書。
目次
山城の曲輪―さまざまな機能を備える空間
階段状平坦地群―駐屯地か、防御施設か
横堀―城の斜面に沿って掘られたもの
畝状空堀群―特異な遺構への視点
障子堀―防御のためか、貯水のためか
切岸―城郭の外縁を守るもの
石垣―構築技法に見る工人集団の階層性
門―城郭の急所を守るもの
櫓―敵を俯瞰し、攻撃を加える陣地
塀―意外に多かった城郭の遮蔽物
倉庫―城館における貯蔵の実態と専用建物
方形館―武士居館の実像
平城―「屋敷(館)」と「陣(城)」
海城―一般用語か、学術用語か、そもそも海城とは
陣城―縄張りから城攻めの実態を読み解く
城館と聖地―中世山寺からのアプローチ
城内の神社・社―信仰と防御のかかわり
のろし―城を結ぶ伝達網はあったのか
城をつくる人々―縄張作業の主体と実態
城郭類似遺構―どこまでが城の遺構なのか



