平安時代天皇列伝―桓武天皇から安徳天皇まで

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平安時代天皇列伝―桓武天皇から安徳天皇まで

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  • サイズ 46判/ページ数 412p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864034890
  • NDC分類 288.41
  • Cコード C0021

内容説明

大河ドラマ「光る君へ」の時代がよくわかる。藤原氏との対立・協調。熾烈な皇統争い。院政の成立。武士の台頭。古代から中世へと移り変わる激動の時代に生きた天皇たちの知られざる姿。桓武天皇から安徳天皇まで32名の歴史を、第一線で活躍する研究者たちが活写。

目次

桓武天皇―「千年の都」を用意した専制君主
平城天皇―歴史に埋もれた新王朝のサラブレッド
嵯峨天皇―積極的に進めた皇室制度改革
淳和天皇―臣下になることを願った嵯峨天皇の異母弟
仁明天皇―律令制から脱却をはかった文化人
文徳天皇―脆弱な正統性に悩まされた生涯
清和天皇―史上最初の幼帝の誕生
陽成天皇―憶測をよぶ突然の退位
光孝天皇―突然の即位から新皇統の創設へ
宇多天皇―臣籍降下から異例の逆転即位
醍醐天皇―後世に称えられた「延喜聖帝」の虚実
朱雀天皇―二人の「聖帝」のはざまでの皇統分裂危機
村上天皇―儀式を励行し後世の模範となった聖帝
冷泉天皇―数々の虚説に彩られた「物狂い」の実像
円融天皇―一代限りの中継ぎからの脱却
花山天皇―最短在位のエピソード王
一条天皇―外戚の後宮政策に翻弄された優等生
三条天皇―反摂関政治の種をまく
後一条天皇―中世以降に受け継がれた政治システムの成熟
後朱雀天皇―御堂流一門に左右された生涯
後冷泉天皇―次代の先駆けとなった”中世開幕前夜”
後三条天皇―垣間見せたもうひとつの院政の形
白河天皇―歴史を変え始めてしまった皇統への執念
堀河天皇―人格を備え敬愛れた賢帝
烏羽天皇―嫡流を確定させ院政を確立した”王者”
崇徳天皇―皇統争いに翻弄された悲劇の天皇
近衛天皇―政争に詠弄された院の跡継ぎ
後白河天皇―時代を変えた規格外の帝王
二条天皇―天折した正統の皇位継承者
六条天皇―歴代年少の幼帝
高倉天皇―父後白河と舅清盛の狭間で
安徳天皇―壇ノ浦に沈んだ平安最後の天皇

著者等紹介

樋口健太郎[ヒグチケンタロウ]
1974年愛知県生まれ。神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)修了。博士(文学)。現在、龍谷大学文学部准教授

栗山圭子[クリヤマケイコ]
1971年生まれ。神戸大学大学院文化学研究科(博士課程)修了。博士(文学)。現在、神戸女学院大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MUNEKAZ

8
天皇に対して「列伝」でいいのなんて突っ込みを入れたくなるが、編者がしっかりと前書きでことわりを入れていた。やはり天皇という存在は、即位の後見となる存在が重要だよなぁとつくづく思う。ただ天皇自身も傀儡かというとそんなことは無くて、天皇をミウチに抱えていることが、摂関家や上皇の権力の源な訳だから、天皇に取って代わることはできないのである。この共犯関係というか相互依存が、天皇という存在を生きながらえさせた要因だよなと。あと自身の皇統を繋げるという執念が凄い。何はともあれ続いていることが、一番の勝利なのである。2024/03/29

やご

3
平安時代の天皇に焦点をあて、各天皇の小伝を歴代順にまとめたという本です。副題にあるように平安京最初の主・桓武天皇から武者の世となりゆく時代に壇ノ浦に消えた安徳天皇まで、平安時代約400年、32人の天皇を編者を含め14人の著者が分担して書いています。時代の歴代権力者の短い伝記集という構成は、前に読んだ『鎌倉将軍・執権・連署列伝』と共通しています。(続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/1490.htm2024/01/28

lalala

0
分量が多く、読破するのに時間がかかったが、各天皇についての記録は10ページ強であり、分かりやすくまとまっている。天皇を軸にして、平安時代の理解が非常に深まった。歴史は後付けの要素も強く、平城天皇や冷泉天皇が当主は正統な皇位継承者であった一方、一条天皇や後白河天皇は脆弱な立場であった点など興味深い。内容の濃い一冊であった。2024/03/30

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