内容説明
日本を代表する大城郭がなぜ近江に誕生したのか?鎌倉から戦国まで湖東を治めた名族・六角氏と本拠観音寺城の歴史を50のトピックで解説。観音寺城のガイドブックとしても重宝。
目次
第1章 近江守護六角氏の歩み
第2章 相次ぐ戦乱と居城の整備
第3章 領国支配体制の確立
第4章 畿内の政局を左右する六角氏
第5章 名城・観音寺城の構造
第6章 滅亡、観音寺城のゆくえ
著者等紹介
新谷和之[シンヤカズユキ]
1985年生まれ。現在、近畿大学文芸学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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長重
3
六角氏に着いて勉強できる!と楽しみにしていたので肩透かし食らった気分。 六角氏に着いても触れているけど、どっちかと言えば観音寺城を主題にしている本って印象を受けました。 新たな気付きも発見も得られなくて残念( ◜. ̫.◝) お城から六角氏の統治体制などを紐解くってやり方に興味関心が無いと読むのが割と辛い。 初心者向けでは無い2023/10/28
Abercrombie
2
かなりざっくりとした内容。六角氏の趨勢と観音寺城の成り立ちが一通りは理解できる。あくまでもざっくりと。2024/04/27
娑婆乃呼吸
2
戎光祥出版の図説シリーズで昨年刊行された六角氏本。六角氏の歴史や観音寺城についてトピックごとにシンプルにまとめられています。勿論読んでいて分からないこともたくさん出てきますが、図説シリーズはそれでも楽しめますし、入門編としては非常に読みやすいので本当におすすめです。2023/04/29
kaz
1
観音寺城のことはよく知らなかったが、六角氏と京極氏の位置づけ等がわかって面白い。図書館の内容紹介は『日本を代表する大城郭がなぜ近江に誕生したのか? 鎌倉から戦国まで湖東を治めた名族・六角氏と、本拠・観音寺城の歴史を50のトピックで解説する。多数のカラー図版を掲載』。 2023/05/28
Junk
0
室町から戦国時代にかけての六角氏とその周囲の話が分かりやすくまとめられていてよかった。 観音寺城が安土城のすぐ近くに位置していたのは知らなかった。 戦国の大河ドラマで六角氏はいつも触れられないが、こういう本が増えることで六角氏について知る人が増えてクローズアップされる機会が増えることを願う2023/06/09