内容説明
頻発する将軍の暗殺、更迭、京都からの追放。波瀾万丈な将軍たちの生涯とは裏腹に、なぜ室町幕府は200年以上もつづいたのか!?数々のエピソードから各将軍の人間性に迫り、新たな時代像を切りひらく!
目次
初代 足利尊氏―初代将軍の神話と伝説
第2代 足利義詮―不屈のリアリスト
第3代 足利義満―「簒奪者」の実像
第4代 足利義持―安定期室町殿の心配ごと
第5代 足利義量―「大酒飲み将軍」の真実
第6代 足利義教―幕府絶頂期の将軍の旅
第7代 足利義勝―束帯姿の幼き将軍
第8代 足利義政―父への過剰な憧れ
第9代 足利義尚―独り立ちへの苦悶
第10代 足利義稙―流浪将軍の執念
著者等紹介
榎原雅治[エバラマサハル]
1957年生まれ。現在、東京大学史料編纂所教授
清水克行[シミズカツユキ]
1971年生まれ。現在、明治大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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