目次
解題 中世の下総国の研究状況と本書収録の論考について
第1部 武士と宗教・文化(「香取の海」を基盤とした中世の権力と文化;船形・薬師寺の梵鐘と鋳物師善性について;本土寺蔵「華籠」銘の人物をめぐって;中世房総の芸能と原氏一族―本土寺過去帳の猿楽者;『雲玉和歌集』と印旛の浦―本佐倉城主千葉勝胤との関連を中心に ほか)
第2部 交通と流通(金沢氏と成田周辺の荘園―その存在意義の再検討;戦国後期下総における陸上交通について―「下総道」をめぐって;戦国時代佐倉の鹿島宿―伝承の検討を中心として;常総の流通と布川新井氏―新井家旧蔵文書の紹介;戦国期簗田氏城下水海の歴史的位置―関東の二大河川流通路の結節点を考える ほか)
著者等紹介
石渡洋平[イシワタヨウヘイ]
1986年、千葉県生まれ。駒澤大学大学院人文科学研究科歴史学専攻修士課程修了。千葉県文書館県史・古文書課嘱託を経て、現在、戎光祥出版株式会社編集部所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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