内容説明
なぜ、大阪湾に多いのか?外国船の脅威により、沿岸に築かれた軍事要塞“台場”の知られざる実態から、日本の近代化の特質を探る!
目次
総論1 幕末政治史と大阪湾の台場
総論2 畿内・近国の社会と幕末の台場築造
第1部 台場への視点―幕末期大阪湾をめぐる研究の最前線(幕末畿内の政治動向―維新変革の道筋;幕末期畿内の社会状況―大阪湾警衛を中心に;世界の軍事技術史からみた大阪湾の台場 ほか)
第2部 大阪湾台場研究のパイオニア(楠葉台場研究の回顧と展望;淡路島における幕末海防築城)
第3部 大阪湾岸と淀川べりの台場跡(舞子台場;松帆台場;和田岬砲台 ほか)
著者等紹介
後藤敦史[ゴトウアツシ]
1982年生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、京都橘大学文学部准教授
〓久智広[タカクトモヒロ]
1972年生まれ。総合研究大学院大学日本歴史専攻満期退学。現在、神戸市立博物館学芸員・事業係長
中西裕樹[ナカニシユウキ]
1972年生まれ。立命館大学文学部史学科日本史学専攻卒業。現在、高槻市教育委員会文化財課主幹(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 人生相談。 講談社文庫