戦国北条家一族事典

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  • サイズ A5判/ページ数 234p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784864032896
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0021

内容説明

関東最大の戦国大名北条氏を支えた当主・一門・家臣の動向を、丹念な史料分析をもとに詳述!最新の系図や花押・印章も一挙掲載!!

目次

第1部 北条氏五代とその一族(初代宗瑞とその妻子;二代氏綱とその妻子;三代氏康とその妻子;四代氏政とその妻子;五代氏直とその妻子)
第2部 北条氏を支えた御一家と重臣(玉縄北条氏―領国支配の要;久野北条氏―特異な御一家衆;北条家を支えた家臣団)

著者等紹介

黒田基樹[クロダモトキ]
1965年生まれ。早稲田大学教育学部卒。駒澤大学大学院博士後期課程満期退学。博士(日本史学)。現在、駿河台大学教授。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

15
10年前に黒田先生が出された「北條早雲とその一族」の増補改訂版。正室腹か側室腹かの訂正も喜連川文書等だけでなく、位牌の位置や過去帳などからも推測されててなるほどなあと思った。しかし初代早雲の姉が今川の正室だったことから始まり、滅びるまで今川に絡みつき、足がかりに関東に根を伸ばしたのが北條だったんだなあとしみじみ。氏綱の後室「北の藤」が近衛家の姫君だったことにちょっとビビる。早雲が奉公衆でもともとが京都の出なんだから、武田よりはパイプもあったってことなのかなあ。2018/07/12

BIN

13
10年前の「北条早雲とその一族」に最新情報をアップデートしたもの(氏政の兄弟である氏邦と氏規の兄弟順が逆だったとか)。見比べると確かに構成は同じ。前著では早雲の出自や年齢のことを議論していたが、本書では確定事項として説明は特になかったりしてます。基本的に当主は記述が薄めで、その妻や子女について詳しく書かれている印象を受けました。まさに事典というくらいに一族については詳しく書かれている。2018/10/24

Toska

3
北条好きなら必携の一冊。このボリュームで一族の全員(!)に加え主要家臣まで紹介されている充実ぶりで、改めてコンパクトな家だったのだと思う。今川や武田じゃとてもこうはいかない。宗瑞を頂点とするきれいなピラミッド型の系譜で、これじゃ一族間の内紛も起きにくいだろうと思う(それを言ったら「朝倉は?」と突っ込まれそうだが)。随所に最新の研究のアップデート(黒田氏の前著からの訂正点)が含まれていて、その点でも発見が多い。2021/10/22

四號

3
相変わらず黒田先生の仕事は早く細かい。いつ寝ておられるのか気になるレベル。事典とはあるものの、北条クロニクル、もしくはちょっとした北条アンソロジーとしても読める一冊。これがあれば日本史の北条氏◯の大量出現も怖くない(笑)。2018/06/16

Xihan_0629

2
一般的に知られてない家臣、印判や花押が詳しく載っていて分かりやすい。最新情報も書いてあるので良かった。

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