内容説明
日本を強く、豊かに!次々に押し寄せる外国船の脅威。世界情勢に精通した斉彬は、“富国強兵”に活路を見いだす。そして始めた集成館事業。日本の“文明開化”が、いまここに始まる!
目次
第1部 海外文化に接して育つ(海洋国家・薩摩;斉彬の登場)
第2部 日本を強く豊かに(琉球外交問題とお遊羅騒動;集成館と日本の近代化)
第3部 混迷を極める日本の中で(公武合体と将軍継嗣問題;斉彬急死)
著者等紹介
松尾千歳[マツオチトシ]
1960年福岡県生まれ。鹿児島大学法文学部卒業。現在、尚古集成館館長、鹿児島大学非常勤講師、鹿児島国際大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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BIN
4
薩摩の近代化に大きく貢献し、西郷隆盛を見出した島津斉彬について。その祖父も西洋かぶれだったが豪奢にしすぎて借金大国になった反動か父は保守的になり、またその子は世界情勢を把握し近代化しなければと富国強兵を目指す。父より先に死んでしまい、ちょっとだけ中断してしまったのが残念なところか。当時は藩単位でしか物事を判断しなかった時代の中、日本国の将来を考えた漢、偉大ですね。斉彬が所有していたドイツ製の世界地図、よくもあれだけ詳細に描かれたものだと感心した。2020/02/01
松村 英治
0
「西郷どん」で描かれている歴史と史実はずいぶんと違うようである。それにしても、島津斉彬の先見の明はすごい。こういう人物が歴史を動かす。2018/07/01
バルジ
0
島津斉彬の足跡や薩摩藩が斉興の時代から軍備の近代化に努めていた事、お由羅騒動の実像などが一通り知れるが、紙幅の関係もあるのかもっと斉彬の内面に迫って欲しい所ではあった。無論そうした記述も皆無ではないのだがやはり薄く感じた。ただ斉彬を知るための取っ掛かりとしては十分かもしれない。2018/01/17




